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特集:聞く力&伝えるココロ
イチオシアイテム大公開
日経DI2014年4月号

2014/04/10

日経ドラッグインフォメーション 2014年4月号 No.198

1 キッチンタイマー 
マイルバガナム恵美氏  K-PORTドラッグマート薬局東五反田店(東京都品川区)

 カナダでのOSCE対策講習で、「患者が薬剤師の話を集中して聞けるのは、ほんの数分間。服薬指導はだらだらせず簡潔に、かつ重要な情報は決して抜けてはならない」と教わりました。友人と一緒にキッチンタイマーを使って猛特訓した成果が、今も役立っています。

マイルバガナム恵美の「日本とカナダの薬局見聞録」
日本とカナダの薬剤師免許を持つマイルバガナム氏が、カナダでの免許取得の苦労話や、両国の薬局の勤務形態の違いなどを伝えます。


2 副作用シグナル確認シート 
古川 裕之氏  山口大学医学部附属病院薬剤部長


(出典:Clinical Pharmacist.2011;3[2].)

 患者さんに“接近”するにはそれなりの理由が必要です。その一つが、副作用モニタリング。「あなたのことが心配だから……」と言われて、悪い気がする人はいませんから。患者さんに自発的に答えてもらうために、自覚症状をイラスト付きで示したこのシートを活用しています。

古川裕之の「STOP ! メディケーションエラー」
メディケーションエラー防止のための取り組みを通して学んだことを、具体例を交えて紹介。「乗り&撮り鉄」としてのお気に入りの写真を添えて。


3 聴診器 
狭間 研至氏  ファルメディコ(大阪市北区)代表取締役、医師

 高齢の患者さんに、「今から、胸の音をお聴きしますよ」と言う時に、聴診器をかざして見せると、スムーズに進みます。脈を採り、胸の音を聴くことで、医師と患者は大切なものを共有し、信頼関係を深めていくものと思います。

狭間研至の「Road to 薬剤師3.0」
「地域医療をより機能させるには、薬局・薬剤師の更なる進化が不可欠」と訴える狭間氏が、第3世代の薬局・薬剤師の在り方を発信します。


4 平田オリザ著『わかりあえないことから』(講談社、2012年)
山本 雄一郎氏  アップル薬局(熊本市中央区)

 患者が最も気にしていること、われわれに何を伝えようとしているかをクリアにしなければ、どんな服薬指導も届かない。本書には、漠然とコミュニケーションスキルを求める前に知っておきたい、話し言葉の特性と、コンテクストという概念が示されている。

山本雄一郎の「薬局にソクラテスがやってきた」
後輩からの何気ない質問の裏には、薬学の根幹を成す薬理学、薬物動態学、製剤学の「真実」が隠れていることも。それらの真実に迫る物語。


5 目線をそろえる
熊谷 信氏 ららくま薬局(長野県諏訪市)

 私は患者さんと目線の高さをそろえるように心掛けています。それによって、患者さんの気持ちを感じ取ることができるからです。小児患者さんと話す時は、シールや指人形で関心を引きつつ、しゃがんで親しみを込めて話し掛けるようにしています。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」
自動車ディーラーから薬剤師に転身し、この春、薬局を開局した熊谷氏。日々の業務やニュースから感じ取ったことを現場目線で書きつづります。


6 精油
酒井 美佐子氏 ビオセラクリニック自然療法部門ナセラ(東京都新宿区)

 癌患者さんの中には、心を閉ざし、話す気力もない方がいます。そんな時は無理に話し掛けず、ティッシュペーパーに精油を垂らして、ベッドサイドにそっと置きます。年代を問わず人気なのは、スイートオレンジ精油。「良い香りね」と言ってもらえると、話しやすくなります。

酒井美佐子の「ハーブ& アロマの知恵袋」
メディカルサプリメントアドバイザーの酒井氏が、患者が薬局で打ち明けるちょっとした悩みの解決に、ハーブやアロマを役立てるコツを伝授します。


7 趣味の小物、雑貨
原崎 大作氏 アクア薬局花棚店(鹿児島市)

 ファミコンやフィギュアなど、自分の趣味の物を待合に置いています。共通項があれば仲良くなれるし、空間に愛着を持てば、お互いホスピタリティーが芽生えますしね。瞳の大きなフィギュアは、「見られている」という感覚をもたらし、クレーム抑制にも効果的だそうですよ。

原崎大作の「ガジェット!な日々」
ちょっとイケてる小物や文房具、アプリなどの「ガジェット」が大好きな原崎氏が、日常業務や在宅などで役立つえりすぐりのガジェットを紹介。

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