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日経DI2013年11月号

2013/11/10

日経ドラッグインフォメーション 2013年11月号 No.193

読者から

薬剤比較表が役に立った

 9月号特集「糖尿病治療薬まる分かり」では、文中でまとまった表を作成・掲載していただき、日常の業務に役立っています。一目瞭然、頭が整理できます。
 医師からDPP4阻害薬について「長期投与がいつから可能なのか」「併用可能な血糖降下薬は何か」などの問い合わせをよく受けます。製薬会社の方が他社の薬剤との比較表を見せてくれたことがありましたが、手に入れられませんでした。自分でまとめるしかないと思っていたところだったので、本当に助かります。これからもどんどん比較表を作成してください。(40代女性、福岡県)

夜勤シフトの実態を知りたい

 9月号のCase Studyは、24時間365日開局するための理想的な設備と人的資源が分かる記事でしたが、実際の勤務時間内のタイムテーブル(出勤時間や休憩時間など)についても知りたかったです。
 特に深夜帯のシフトはどうなっているのでしょうか。1人勤務で休憩や仮眠は取れるのか、翌朝の引き継ぎはどうしているのか、深夜勤務の頻度について、深夜勤務の翌日は1日休めるのか、育児中の薬剤師は免除されるのか─など、具体的な取り組みが書かれていれば、読み手の薬局がどこまで対応できるかを判断する材料になったと思います。(50代女性、岡山県)

訪問時だけの血圧測定は意味がない

 在宅の現場では、薬剤師が患者さんの血圧を測ることがブームになっている気がします。本当によいのでしょうか?医師法違反にもなりかねないパフォーマンスに疑問を感じるのは私だけでしょうか。(1)万が一、患者さんにけがを負わせたら誰が責任を取るのか(血管の破裂などによる内出血、骨粗鬆症による骨折など)、(2)週1~2日に1回の測定が本当に役立つのか(白衣高血圧、ストレスなど)─と考えてしまいます。
 薬局の窓口では「今日、血圧が高かったのですが、2週間くらいご自宅で血圧を測って手帳に記入してきてください」と医師から言われている患者さんが少なくありません。薬剤師が伺った時にだけ血圧を測るのではなく、毎日血圧を測れるように他の職種や家族との関係をつくっていくことが大切だと思います。(林良三、岐阜県)

これより先はPremium版読者からの声です
薬剤師の危機意識が低下している

 薬剤師が置かれている環境について、現状の客観的な認識を薬剤師に促す記事が『日経DI』にはもっと必要だと思う。
 ある宴会の席で、近くに座った勤務薬剤師に「薬剤師バッシング」の話をしたところ、その薬剤師から「私には関係ない」といった返事が……。こんな意識を持っているようでは、薬剤師が社会に対して影響を与えられるわけがないと思います。(50代男性、福井県)

日薬もシンクタンクを持つべき!

 9月号のInside Outsideにもありました日本医師会の「厚かましさ」には私も同感です。何としてでも日本薬剤師会も日薬総研のようなものを持つべきでしょう。
 『日経DI』の扱うテーマは幅広く、毎回参考になっています。薬剤師の職域として本当に在宅が必要なのか?院外処方箋に対して薬剤師がやるべき仕事がもっとあるのではないかと思います。(筒井幸雄、島根県)

病院薬剤師にも役立つ内容

 私は病院で働いています。病棟活動が増えていく中、患者さんに適切な情報を伝え、患者さんの気持ちをくみ取るコミュニケーションが大切なのは薬局薬剤師と同じです。病院には『日経DI』が送られてこないので、自分でPremium版を購読しています。中身と量がともに良く、今後も続けていこうと思っています。輸液や注射の基本について載せていただけたらうれしいです。(40代女性、福岡県)

編集部から

 日経ドラッグインフォメーションの創刊15周年記念の特別版を、11月号の本誌に同梱してお届けしました。本誌とは少し雰囲気を変えたいと思い、表紙は東京・日本橋本町にある薬祖神社で行われたお祭り(式典)の写真を使いました。
 この神社は大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)という神様を祭神とする東京・上野の五條天神社からの分霊を迎えて設けられたそうです。薬の神様を祭る神社としては、大阪・道修町にある少彦名神社が有名ですが、ここでは少彦名命と、中国の薬の神である神農炎帝を祭神としています。薬の神様を祭る神社はこれら以外にも全国各地にあり、京都には日本、中国の神様に加えて、西洋医学の父とされるギリシャの医学者ヒポクラテスを一緒に祭る神社もあるそうです。
 日本の医療は東洋と西洋の医学が融合する形ですが、薬の神様も和漢洋がうまく融和しているのだと思った次第です。(橋本)

 今号の特集では、患者さんに心地良く待ち時間を過ごしてもらうための工夫を紹介しましたが、私が考える一番の待ち時間対策は、「笑顔」です。
 そんな子どもだましを─とお叱りを受けそうですが、私が以前、患者として近所の薬局に行った時のこと。初めてだったので処方箋をどこに出せばいいのか分からず、カウンター内で入力作業を行っていた女性に「あの……」と声を掛けたところ、女性は無表情で私をちらりと見やった後、「そこのトレイに入れてください」と一言。別の薬局では、薬剤師がカウンターでパソコン画面を凝視したまま、にこりともせず薬の説明をしてくれました。以来、例え評判が良くても、どちらの薬局にも行く気になりません。
 人は身も心も弱っている時ほど、他人の優しさに敏感になるもの。笑顔やいたわりの言葉というサービスには、コストも手間も掛かりません。特集の取材で訪れた薬局はいずれも、忙しい中でも患者さんを笑顔で迎え入れていたのが印象的でした。(内海)

 創刊15周年記念特別版で、本誌が創刊から取り上げてきたトピックスを内山副編集長と一緒にまとめました。15年前の1998年は、私が大学に入学した年です。実は高校時代、薬学部進学を目指していました。そのきっかけは両親の勧め。女性が働きやすく、手に職が付くという点で娘(私)の将来が安泰になるだろうと考えてくれていたようです。しかし、様々な事情から薬学部進学はあきらめ、今日に至ります。
 日経DIに配属になり、「もし自分が薬剤師になっていたら……」と、記事を書きながら空想していました。記者という立場から薬剤師の世界を見られたのは、本当に不思議な縁でした。
 このたび今号をもって、日経DIを卒業することになりました。今月から一般向けの医療・健康サイトの立ち上げに従事します。患者さんのために日夜頑張っている薬剤師の皆さんの背中を思い出しながら、ためになる・新しいものを作っていきます。取材ならびに寄稿でお世話になりました先生方、本当にありがとうございました。(中西)

訂正 本誌10月号、日経DIクイズに誤りがありました。39ページQ2の(2)、40ページA2の(2)、解説中段上から10行目にいずれもチラーヂンとあるのは、チラーヂンSの誤りです。また、レボチロキシンとあるのはレボチロキシンナトリウムの誤りです。以上、お詫びして訂正いたします。

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