脂質異常症などのため、近隣の内科診療所に通院している67歳の男性Eさんが、処方箋を持って来局しました。処方が変更されていたため確認すると、Eさんは次のように話しました。 薬が替わったのは、コレステロールが高くなったとか、そういう理由じゃないんです。実は、私、C型肝炎だということが分かり、今度から専門の病院で治療を受けることになりました。インターフェロン注射と2種類の薬を使った最新の治療だそうです。説明書をもらったので、それを先生に見せたら、「肝炎の薬と今まで飲んでいた薬は飲み合わせが悪いから、変更しておきましょう」と言われたんです。飲み合わせが悪いって、どういうことでしょうか。 ※薬歴によると、Eさんにはこれまで(1)のアロシトール(一般名アロプリノール)、(2)のブロプレス(カンデサルタンシレキセチル)とリピトール(アトルバスタチンカルシウム)が処方されていたが、今回からリピトールが(3)のローコール(フルバスタチンナトリウム)に変更された。
Eさんは、インターフェロン製剤に加えてC型肝炎の治療薬を2種類使用する予定だが、その2剤は次のうちどれか。 Eさんの脂質異常症治療薬が変更されたのは、どのような理由からだと考えられるか。
服薬指導
スタチン系薬を変更したC型肝炎患者
(1)テラビック(一般名テラプレビル)
(2)小柴胡湯
(3)バラクルード(エンテカビル水和物)
(4)レベトール(リバビリン)
- 1