カバンはとにかく軽くて丈夫で、汚れが目立たないものがいい。手がフリーになる斜め掛けタイプを愛用。 下着の汚れが気になるという患者などに「試しに使ってみて」と1つ置いてくる。患者にとって、オムツよりも抵抗感が少ない。 カバンの中身は、100円ショップで購入したメッシュケースで小分けしている。 体温計、聴診器、簡易血糖測定器など。血糖測定器は、患者が冷や汗をかいているなど心配なときに、その場で自己測定してもらえるように持参。 マジックは薬袋の色(朝:緑、昼:オレンジ、夕:赤、就寝前:紫)を用意。お薬カレンダーを壁に貼るときのために画鋲も常備。 釣り銭としてコインケースに500円×5、100円×10、50円×5、10円×15、5円×5、1円×10(計3935円)を入れておく。常に一定金額を入れておくと清算しやすい。領収書は、介護、交通費、その他で冊を分けている。 写真右下の丸い容器は、一包化した中から薬を抜き取るときなどに役立つ。以前はガラス製のものを使っていたが、プラスチック製の方が軽くて割れない。 手動加圧方式の血圧計。片手で操作できる。 仕切りやポケットが多く、B4サイズのファイルケース(左写真)がすっぽり入る大きさのカバンに、一目ぼれして購入。 食事に関する相談を受けることも多い。とろみを付けるのに便利な製品や試供品などを、手書きのレシピと一緒に持参。 患者ごとにページを使い分けるため、患者名を書いたタグシールを貼ったノート。後でページを増やせないのが難点。他にいい方法を模索中。 患者宅の自動血圧計の電池が切れていて測定していないときなどのために。単3形と単4形をそろえておく。 クレアチニンクリアランス(Ccr)やオピオイドに関するスケール。覚えているつもりだが、ふと確認したくなるときがあり、あると便利。 薬局で不要になったシリカゲル。吸湿性の高い薬剤が処方されている患者の薬箱に入れておく。 薬歴や契約書、薬や薬袋などを患者ごとにまとめて入れていく。A4サイズの書類やバインダー、封筒などがすっぽり入るB4サイズがお薦め。 自分の手指消毒用にヒビテン液をボトルに小分けしていく。おむつ替えの手伝いが必要になることもあるので、使い捨て手袋も用意。
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