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日経DI2013年7月号

2013/07/10

日経ドラッグインフォメーション 2013年7月号 No.189

読者から

患者からの質問の参考に

 5月号特集「腎機能&処方チェック」は、とても参考になりました。実際に、私たちの薬局に透析開始間近な患者さんがいて、「(検査値が)どれくらいになったら透析になるのか」と質問されたところでした。次回の来局の際に、返答するための資料として役に立ちました。(50代女性、静岡県)

幅広い分野の情報が欲しい

 毎月、楽しみにしております。私どもは単科の薬局なので、携わる薬の分野が狭いのが実情です。5月号の特集はとても参考になりました。腎代謝、肝代謝の薬が出ている患者さんからは、こまめに腎・肝機能の状態を聞くようにしています。22ページの質問例もとても参考になりました。
 治療法や薬はまだまだ進歩し続けています。日々勉強だと思っています。幅広い分野の情報をいつも望んでいます。(70代女性、東京都)

薬局を悩ませる後発品の変更不可

 後発医薬品を調剤する際に障害となるのは、医師の「変更不可のサイン」です。先発品にチェックが入っているのは分かりますが、時々、聞いたこともないような後発品が変更不可とされていると、何の意味があるのかと不思議に思います。他メーカーの薬なら在庫があるのに使えず、改めて注文しなければならないので、患者さんにもご迷惑をおかけしてしまいます。本来、後発品は変更不可にすべきではないと思います。(50代女性、愛知県)

これより先はPremium版読者からの声です
特集中のリストを投薬で生かす

 5月号の特集はとても勉強になりました。たまたま近くの大学病院でプラザキサ(一般名ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩)が採用になり、処方される患者さんの腎機能のチェックを早く確実にできる方法を模索していたところでした。これからは、特集に載っていたリストを手元に置き、処方チェックや服薬指導に生かしていきたいと思います。(40代女性、埼玉県)

残薬整理での悩ましき問題

 残薬が自宅にたくさんある患者さんに、薬剤師が整理する旨をお話しすると、「自分で捨てるから」と平気で言う人が多くいます。なぜ捨ててしまうのか尋ねると逆ギレされ……。その背景には「薬は新しい方がいい」「でも、飲みたくない」「実は必要ない」との思いがあるようで、やるせない気持ちでいっぱいです。このような患者さんへの対応や、病院への情報提供の方法を教えてください。 (50代女性、静岡県)

薬をきちんと飲ませるコツは?

 今、私が悩んでいるのは、高齢者にどう言ったらお薬を飲んでもらえるか、 ということです。家族に手伝ってもらえる人、独り暮らしでもしっかりしている人は欠かさず服用できていますが、「どうせ飲んでも効果がない」と思っている人、治療に関して無関心な人、少し良くなったからといって自分で勝手に調節している人に、どうお話しすれば処方医の指示通りに飲んでくれるのでしょうか。私は何が何でも服用を強制したいわけではないのですが、高齢者の服薬コンプライアンスが野放しになっている状態に、もう少し何とかならないかと考えています。(40代女性、岩手県)

薬局は接客スキルを高めるべき

 私は、薬局はサービス業の側面を持つと考えています。そのため、接客やコミュニケーションのスキルはとても重要なのではないでしょうか。接客スキルを上げるためにどのようなことが有効か、取り上げてほしいです。(30代男性、東京都)

編集部から

 6月8日に『日経DI』の創刊15周年を記念するイベントとして「薬剤師塾」を開催しました。当編集部の主催で、有料のイベントやセミナーを開催するのは初めてでしたが、200人を超える方に参加いただき、非常に充実したものとなりました。ごくごくかいつまんでではありますが、「薬剤師塾」の内容については、Report(57ページ)で報告させていただきました。登壇いただいた講師の先生方、来場いただいた方々に、改めてお礼申し上げます。

 6月号特集「薬局の将来、薬剤師の未来」の中で、誤解を招きかねない箇所があったので、補足しておきます。23ページで「近未来の薬局の姿」の一つとして「“門内”薬局」を挙げましたが、現在の「薬局業務運営ガイドライン」では「薬局は医療機関から経済的、機能的、構造的に独立していなければならない」とされています。門内薬局というのは、この規制が緩和された場合の提案となります。(橋本)

 在宅医療がこれから重要になるのは分かっているけれど、何をきっかけに訪問を始め、患者宅で何をすればいいのか分からないという声をよく聞きます。そこで、特集「在宅ケースリポート2013」では、既に在宅に取り組む薬剤師が行っている仕事の内容を具体的に紹介しました。

 取材をしてみて、在宅医療を始めるのに必要なのは、薬学的な知識の前に、「未知の世界に飛び込む勇気」と「患者やその家族、在宅で関わる医療・介護のスタッフから謙虚に学ぶ姿勢」なのだという印象を受けました。

 実際に患者宅に行っても、最初は薬剤師の存在意義を分かってもらえなかったり、他職種から「そんなことも知らないのか」と怒られたりするかもしれません。しかし、まず飛び込んでみて、いろんな人とコミュニケーションを取りながら、薬剤師がすべき仕事を考えていくことから始まるのではないかと感じました。

 今回取材を受けていただいた薬剤師の皆さんが声をそろえておっしゃっていたのは、在宅は大変なこともあるけれど、とてもやりがいがあるということ。在宅医療には、薬局のカウンターでのやり取りだけでは得られなかった、患者との深い関わりと医療者としての充実感があるとのことです。(富田)

 Report(52ページ)でもご紹介しましたが、今月号から『日経DI』に出てくる内服薬処方箋の記載方法を変えました。分量に1回量を併記するとともに、用法を「標準用法用語集」に準拠した表記にしています。記載を変えた医療機関は、実はまだ少ないのですが、読者の方々にいち早くこのスタイルに慣れていただくため、変更に踏み切りました。

 さて、その標準用法用語集を眺めていて気づいたのが、従来の「食間」の扱い。「1日2回」のところに「朝夕食事2時間後」とあるのですが、「1日3回」 では「朝昼夕食後2時間」とあります。食事2時間後? 食後2時間? どちらが正しいのか悩んで「1日1回」の項目を見たら「朝食2時間後」とあり、ますます混乱しました。

 日本病院薬剤師会副会長の土屋文人先生にお聞きしたら、「確かにそうですね、必要ならまた修正しますよ」とのお返事。とりあえず本誌では「食事2時間後」で統一しておきます。(野村)

訂正 本誌6月号PE6ページ「日経DIクイズ5」の参考文献に誤りがありました。「1)町井浩司ら、現代医療1996;28:1273-80.」は、正しくは「1)Arch Intern Med. 2006;166:737-41.」でした。また、同号81ページの表紙イラスト作成者の名前に誤りがありました。正しくは花山由理です。お詫びして訂正いたします。

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