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薬局なんでも相談室2
相談室2:白衣のクリーニングの頻度
日経DI2013年7月号

2013/07/10

日経ドラッグインフォメーション 2013年7月号 No.189

 当社はお客様から直接クリーニング品をお預かりするほか、白衣などのユニホームを貸し出し、定期的に回収・洗浄を行うサービスを手掛けています。薬剤師が着用する白衣には、実は薬品より汗や皮脂の汚れの方が多く付着しています。特に、皮膚が触れる襟回りや袖口などに汚れが集中します。

 白衣の汚れは目立ちやすく、顔や手元に近い部分は患者さんの目に付きやすいものです。きれいな状態を保つためには、汚れたらすぐにケアをするよう心掛けてください。一年を通して汗や皮脂の汚れには注意したいものです。

 なかなかクリーニングに出せない場合は、普段の洗濯用洗剤に加えて、汚れている箇所に部分洗い用の洗剤を付けて生地にもみ込むと効果的です。それでも繊維に汚れは蓄積していきますので、最低でも月に1回はクリーニングに出すことをお勧めします。

 クリーニング業者は、お客様からのご要望に加え、お預かりした品物の素材や汚れの種類・程度を見極め、最も適した方法でクリーニングを行います。白衣は綿やポリエステル製で、汗や皮脂が付着しているため、有機溶剤を使用するドライクリーニングより、水洗いの方が適しています。洗浄方法は、洗浄時に皮脂成分を分解する酵素剤を使用したり、家庭よりも洗浄温度を高温に設定して皮脂汚れを落とす工夫をするなど、クリーニング業者によって様々です。

 クリーニングから戻ってきたら、まず、ビニールカバーを外し、気になる汚れがきちんと落ちているかなど、仕上がりを確認してください。仕上がりに関して、クリーニング業者には、取次店での受領から半年間の保証期間が課せられています。

 また、ビニールのカバーに添加されている、酸化防止剤ブチルヒドロキシトルエン(BHT)は、覆ったままの衣類を変色させることが知られています。すぐに着用しない場合は、ビニールカバーを取り外し、必要に応じて衣類用不織布カバーを掛けるなどして保管してください。

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