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DIクイズ1(Q)
DIクイズ1:(Q) ピロリ検査をすぐに行わない理由
日経DI2013年6月号

2013/06/10

日経ドラッグインフォメーション 2013年6月号 No.188

服薬指導
ピロリ検査をすぐに行わない理由

胃潰瘍の再発のため、内科診療所に通院中の42歳の男性Yさんが、受診の帰り道に処方箋を持って薬局を訪れました。処方が変更されていたため確認すると、Yさんは次のように話しました。

胃潰瘍を何度か繰り返しています。今日、先生に、「胃潰瘍の原因はピロリ菌かもしれません。吐いた息を調べる簡単な検査を行った後、必要があれば除菌治療をしましょう」と言われたのですが、その検査は2週間後にやることになりました。なぜ、今日やらなかったのでしょう。それに、お薬も変更になっていて……。このお薬に除菌効果があるということでしょうか。

※薬歴によると、Yさんにはこれまで、4週間にわたってパリエット錠20mg(一般名ラベプラゾールナトリウム)が処方されていたが、今回、ガスター(ファモチジン)に変更された。

Q1

処方医がヘリコバクター・ピロリ(H.pylori)の感染を疑っているにもかかわらず、検査を直ちに行わなかったのはなぜだと考えられるか。
(1)あらかじめH2受容体拮抗薬を投与することで、除菌効果を高めるため。
(2)プロトンポンプ阻害薬(PPI)が投与されていると、検査が偽陰性になる恐れがあるため。
(3)PPIを投与しない期間を設けることで、薬剤耐性菌の出現を防ぐため。
(4)検査の結果によって、除菌治療に用いる薬剤を選択するため。

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