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日経DI2013年4月号

2013/04/10

日経ドラッグインフォメーション 2013年4月号 No.186

読者から

眼軟膏の塗布量はゴマ粒大でOK?

 3月号47ページ「薬局なんでも相談室」の「眼軟膏の塗り方を知りたい」で、就寝時開眼や兎眼の患者さんでは、軟膏は綿棒を使って、ゴマ粒ぐらいの量をマイボーム腺に沿って薄く塗る、とのことでした。ですが、ゴマ粒大では少なすぎないでしょうか。米粒ぐらいの量ではいかがでしょうか。(匿名)

 この質問につきまして、著者の石岡みさき先生に回答を頂きました。

 ご質問ありがとうございます。米粒ぐらいの量では多いような印象があります。実際に「ゴマ粒」の量をチューブから出そうとすると、多めに出てしまって難しいのですが、「ほんの少し」というイメージを持ってもらうために「ゴマ粒」という語句を使っています。


うつ病の特集が参考になった

 2月号特集「うつ病患者のケア」はとても分かりやすく、特に「ご法度と対応方法」は具体的で参考になりました。自殺防止のゲートキーパーとして薬剤師がその役割を担うためには、処方箋だけでなく医師からの情報提供が必要ではないかと思います。また、「日経DIクイズ」は毎号詳細な説明が大変役に立っています。(60代女性、東京都)

製薬会社は吸入器を提供してほしい

 なかなか目を通せない時もあるのですが、自分の弱い所、興味のある所などを読んでいます。勉強になる部分は、切り取って保存しています。困った時に助けてくれたり、目を開かせてくれたり、このような情報誌を提供してくださっていることに感謝します。

 製薬会社への提案ですが、薬の入っていない吸入薬の容器を1つ提供してもらえたら、薬剤師が患者指導に役立てやすいと思います。 (70代女性、大阪府)

これより先はPremium版読者からの声です
ポリフルとマグラックスの併用は?

 3月号PE13ページ「医師が処方を決めるまで」の慢性便秘の症例2で、マグラックス(一般名酸化マグネシウム)とポリフル(ポリカルボフィルカルシウム)が、1日3回毎食後に処方されていました。私の経験では、「両者はキレートを形成するので、ポリフルは1日3回、マグラックスは就寝前に服用し、ポリフルとの服用間隔を2時間空けるように」と指導されたことがありますが、同時に服用してもよいのでしょうか。(匿名)

 この質問につきまして、著者の水城啓先生より回答を頂きました。

 ご質問ありがとうございます。ポリフルは、胃内の酸性条件下でカルシウムを脱離してポリカルボフィルとなり、腸液などの中性条件下で水分を吸収し、膨張、ゲル化することにより効果を発揮します。つまり、ポリフルのカルシウム脱離にはpH依存性が見られます。

 このため、酸化マグネシウムなどの制酸剤などにより胃内pHが上昇すると、カルシウムの脱離が抑制され、ポリフルの作用が減弱する恐れがあることから、併用注意とされています。ただしポリフルとマグラックスの同時服用については基礎研究があり(薬局 2001.52;123-31.)、その結果から食後の胃内pHが4以上になることはないため、食後の同時服用は特に問題ないと考えられているようです。


薬の使い分け方を解説する記事を

 子育てで約10年間離職している間、少しでも知識を蓄えておこうと思い『日経DI』を購読しました。おかげで復職した際にスムーズに仕事を始められました。今後のテーマとして、パーキンソン病、糖尿病など多種類の薬を使う疾患について、薬の使い分けや投薬時の注意点などを特集してほしいです。(40代女性、京都府)

新薬の客観的評価が知りたい

 新薬がたくさん出ていますが、いつも困るのが、既存の薬と比べてどこが優れているのかが分かりにくい点です。メーカーは自社の製品の長所しか説明してくれないので、客観的に評価した記事が読みたいです。(30代女性、広島県)

「薬理のコトバ」が楽しみ

 「Dr.エディの薬理のコトバ」と「医師が処方を決めるまで」が大好きで、何度も読み返しています。2月号の「うつ病患者のケア」も興味深く読みました。私の勤める薬局にも抗うつ薬を処方される患者さんが来ますが、話を聞くと怒られるんじゃないかと思ったり、どう声を掛けていいのか分からなかったりで、用法の説明のみで終わってしまいます。今後は自分にもできる関わり方を模索しようと思います。(40代女性、大阪府)

編集部から

 『日経DI』の第1号を発行したのは1998年4月3日。今年で創刊15周年を迎えます。今号は通巻186号なので変に思われる方がいるかもしれませんが、最初の10号は月2回発行していたためで、98年9月10日号から月刊誌として読者にお届けしてきました。
 当時と今とでは、薬局や薬剤師を取り巻く環境は大きく変化しました。医薬分業率は当時(30%)の倍以上に増加し、そろそろ伸びが止まるのではという意見もちらほら出ています。少子高齢社会が現実のものとなる中で、薬局の在り方を問い直す声も聞かれます。薬剤師過剰時代がやってくる、かかりつけ薬局でなければ生き残れない、など色々な意見がありますが、実際のところ、次の世代を担う薬剤師には何が求められるのでしょうか。
 そんな問題を改めて考えるためのイベントとして、6月8日に都内で、創刊15周年記念の「薬剤師塾」を開催することにしました。『日経DI』や『DIオンライン』に連載いただいている7人を講師にお招きしています。イベントの詳細は本誌70ページに紹介していますので、皆様の士気とスキルを高めるために、ぜひともご参加ください。(橋本)

 出張先での出来事です。その日の仕事が終わった夕刻、急に寒気を覚えました。どうやらかぜをひいたようですが、翌日も仕事があり、ここでダウンするわけにはいきません。でも、知らない土地でどこに病院があるかも分からず、そもそも外来の受付時間は既に終わっている……。慌てて駅前の薬局を見つけて駆け込み、白衣姿の人(薬剤師か登録販売者かは見損ねてしまいましたが)を頼って相談、勧められた一般用医薬品(OTC薬)を購入しました。今までに飲んだことがなかった薬でしたが、宿泊先で服用してぐっすり眠った翌日は、無事に仕事に行けました。
 この時の経験から感じたのは、OTC薬のインターネット販売は、(1)買い置きには便利かもしれないが、とっさの場合は役に立たない、(2)その時点の自分(の症状)に合った薬かどうかが分からない、(3)「お大事に」の一言がない-ということ。体調不良で気分的にもすぐれないときは特に、プロの的確なアドバイスと優しい言葉がありがたいと思った次第です。(北澤)

 この雑誌がお手元に届くころ、花粉症は終息しているでしょうか。
 知り合いの眼科医に聞いたところ、今年は眼の痒みを訴える患者さんが例年よりも多かったそうです。確かに、「これまでは鼻の症状だけだったのに、今年は眼がひどくて」と話す人に何人も出会いました。皆、ステロイドの点眼薬で劇的に改善していて、「やはりステロイドはすごい!」と感じました。
 ところで、花粉症といえばマスク。業務中にマスクを着けている薬剤師の方は多いと思いますが、特集の取材の途中でこんなお話を伺いました。「マスクを着用していると無表情で暗い印象になりがち。でも、眼が生き生きしていると、スタッフ全員がマスクをしていても、明るい雰囲気になります」。なるほど。少しオーバーなくらいに明るい眼力を意識するといいみたいです。(河野)

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