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DIクイズ2(Q)
DIクイズ2:(Q)花粉症の季節に喘息が悪化する理由
日経DI2013年3月号

2013/03/10

日経ドラッグインフォメーション 2013年3月号 No.185

服薬指導
花粉症の季節に喘息が悪化する理由

気管支喘息と花粉症のため、内科診療所に通院している45歳の女性Sさんが、受診の帰り道に処方箋を持って薬局を訪れました。Sさんは処方箋を差し出しながら、次のように話しました。

子どもの頃から喘息持ちで、数年前からスギ花粉症にもかかっちゃって……。喘息の方は、大人になってからはだいぶ落ち着いていたのだけど、近ごろ、花粉症の季節になると発作がぶり返すようになったのよ。スギ花粉は粒が大きいから、吸い込んでも鼻の粘膜に引っ掛かると聞いたことがあったのだけど、実は肺の中まで入ってしまっているの?喘息の吸入するお薬は、肺の奥まできちんと届いているのかしら。

〈処方箋〉

  1. (1)アルデシンAQネーザル50μg 1本
        1回1噴霧 1日4回 両鼻
  2. (2)アレジオン錠20 1錠
        1日1回 朝食後 14日分
  3. (3)シムビコートタービュヘイラー30吸入 1本
        1回1吸入 1日2回
Q1

気管支喘息患者において、花粉症が症状を悪化させる機序として正しくないのは、次のうちどれか。
(1)スギ花粉が末梢気道に侵入し、炎症部位を物理的に刺激する。
(2)スギ花粉の表面の微粒子(オービクル)が下気道に侵入し、抗原となる。
(3)花粉症の鼻閉症状によって、ダニなどの環境抗原が下気道に侵入しやすくなる。
(4)スギ花粉への曝露に伴い全身性サイトカインの産生が亢進し、血流を介して気道への好酸球浸潤を増強する。

Q2

喘息に対する吸入薬の至適粒子径とされるのは、次のうちどれか。
(1)0.3~0.5μm
(2)2~3μm
(3)5~6μm

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