半年ほど前から病院の泌尿器科に通院していた26歳の女性Aさんが、大学病院の泌尿器科を受診した帰りに、処方箋を持って薬局を訪れました。病状を確認すると、Aさんは次のように話しました。 半年くらい前からトイレがすごく近くなって、薬を飲んでも治らないので、大学病院で検査をしてもらうようにと紹介状をもらったんです。それで大学病院で検査してもらったら、間質性膀胱炎だと診断されました。先生から、完全に治すのは難しい病気で、薬で症状をコントロールしていきましょうと言われました。痛風の治療にも使われている薬を出すと言っていましたが、膀胱炎と痛風の両方に効く薬なのですか。
※薬歴によると、Aさんにはこれまでバップフォー(一般名プロピベリン塩酸塩)、ブラダロン(フラボキサート塩酸塩)、デパス(エチゾラム)、トリプタノール(アミトリプチリン塩酸塩)、ガバペン(ガバペンチン)、ハイペン(エトドラク)が処方されていた。 痛風の治療に使われるウラリット(一般名クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム水和物)が間質性膀胱炎に処方されたのはなぜか。
間質性膀胱炎患者が食事内容で注意すべきことは何か。
服薬指導
膀胱炎にウラリットが処方された理由〈処方箋〉
アイピーディカプセル100
3カプセル
〔般〕ロキソプロフェンナトリウム水和物錠60mg 3錠
〔般〕レバミピド錠100mg 3錠 1日3回 毎食後 30日分
1日1回 就寝前 30日分
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