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DIクイズ4(Q)
DIクイズ4:(Q) 抜歯前のビスホスホネート製剤の休薬基準
日経DI2012年10月号

2012/10/10

日経ドラッグインフォメーション 2012年10月号 No.180

服薬指導
抜歯前のビスホスホネート製剤の休薬基準

骨粗鬆症の治療のため、整形外科診療所に通院している63歳の女性Kさんが、受診の帰り道に処方箋を持って薬局を訪れました。Kさんは処方箋を差し出しながら、心配そうな表情で次のように話しました。

この間、通っている歯医者さんにお薬手帳を見せたら、「抜歯してもいいか、医師に相談してきて」と言われました。それで今日、整形外科の先生にお話ししたら、「薬は飲み続けた方がいい。抜歯して大丈夫と伝えて」と言われました。でもその後、同じ薬を飲んでいる友達に抜歯のことを話したら、「私は『この薬を飲んだまま歯を抜くと顎の骨が溶けるかもしれないから、しばらく薬は中断しましょう』と言われたよ」って……。私は薬を飲んだまま抜歯して、本当に大丈夫でしょうか。

〈処方箋〉

  1. ボノテオ錠50mg 1錠 1日1回 起床時 1日分

※Kさんは約1年前に腰痛で整形外科を受診し、骨密度が同年代の平均値よりも著しく低かったため、ボノテオ錠50mg(一般名ミノドロン酸水和物)が開始された。それ以前にビスホスホネート製剤を服用した経験はない。

Q1

顎骨壊死のリスクを低減するために、抜歯などの侵襲的歯科治療を実施する前にビスホスホネート(BP)製剤を中止すべきとされるケースは、次のうちどれか。
(1)注射用BP製剤を投与中の患者
(2)経口BP製剤の投与期間が3年未満の患者(顎骨壊死の危険因子あり)
(3)経口BP製剤の投与期間が3年未満の患者(顎骨壊死の危険因子なし)
(4)経口BP製剤の投与期間が3年以上の患者

Q2

BP製剤を休薬する場合、侵襲的歯科治療の何カ月前から中止し、治療の終了からどれくらいで再開するとよいか。

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