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薬局なんでも相談室3
相談室3:後発品の銘柄処方は変更可?
日経DI2012年10月号

2012/10/10

日経ドラッグインフォメーション 2012年10月号 No.180

 今春の「保険医療機関及び保険医療養担当規則」の改正で、処方箋様式が変更され、後発品への変更の可否についても記載方法が変わりました。改めて確認してみましょう。

 処方医は、個々の処方薬について、後発品への変更に差し支えがあると判断した場合には、それぞれの「変更不可」欄に「チェックマーク」または「×」を記入することになりました。

 この変更不可欄の記入に関して、当研究会が厚生労働省保険局医療課に問い合わせたところ、先発品に限らず、後発品が商品名で処方され、不可のチェックが記入されている場合も、薬局は別の後発品には変更できないということでした。

 つまり、ご相談のケースでは、処方医が記載した後発品から変更することはできません。

 なお、変更不可欄にチェックがされている場合、その下にある署名欄に、処方医の署名または記名・押印が必須となります。もし、変更不可欄にチェックがあるのに、この署名欄が空白の処方箋を応需したら、処方医に疑義照会しましょう。

 また、商品名ではなく一般名で記載されていて、変更不可欄にチェックがされることはあり得ないので、疑義照会して確認することが望まれます。

 ご相談のケースでは、在庫が増えて困っているとのことでしたが、もともと患者がより安い後発品への変更を希望しているようであれば、その旨を医師に情報提供したり、患者から直接医師に相談してみるよう勧めてもよいと思います。

 なお、改定前の処方箋様式は、9月30日をもって使えなくなりましたので、使用している医療機関があれば、その旨を連絡するとよいでしょう。

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