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薬局なんでも相談室3
相談室3: 後発品加算アップをどう説明?
日経DI2012年9月号

2012/09/10

日経ドラッグインフォメーション 2012年9月号 No.179

 調剤報酬改定は2年に1回行われるので、4月の改定時には、地域の薬剤師会から配布されている資料などを基に、改定内容を知らせるポスターやチラシを作っている薬局が多いと思います。

 一方で、後発医薬品調剤体制加算は、直近3カ月間の「調剤した後発品の量(数量ベース)÷調剤した全ての医薬品の量(数量ベース)」で算出される後発品調剤率を基準に、3段階の点数(5点、15点、19点)が設定されています。調剤率は毎月変わるため、算定する加算も変わることがあり、一部の患者からはその都度説明を求められることがあるかもしれません。

 当研究会が何軒かの薬局に、ご相談のような場合の対応を尋ねたところ、「国の施策によって、薬局は後発品を積極的に調剤することが推奨されており、後発品を調剤した割合によって加算させていただく額が決められています」「後発品を調剤する割合は毎月同じというわけではないので、加算の額も変わることがあります。ご了承ください」などと口頭で説明したり、あらかじめポスターで掲示しているといった回答が得られました。

 また、加算による一部負担金の増額を気にする患者には、総額が安くなるように、先発品から後発品への変更調剤を勧めているという声もありました。

 いずれにしても、後発医薬品調剤体制加算の算定要件は、スタッフ全員が理解し、患者にいつ聞かれても同じように答えられるようにしておきたいものです。

 点数の計算は事務スタッフに任せるという方針の薬局も少なくないかもしれませんが、患者に「誰に聞いてもきちんと対応してくれる」という安心感を持ってもらえるようにすることが大切でしょう。

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