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薬局なんでも相談室3
相談室3:海外で働いてみたい
日経DI2012年7月号

2012/07/10

日経ドラッグインフォメーション 2012年7月号 No.177

 まず、数年先の転職市場を考えてみましょう。薬剤師を取り巻く環境に大きな変化がないと仮定すると、都市部では薬剤師がより充足することが予想されますが、全体的には薬剤師不足はいまだ解消されていないでしょう。

 というのも、今以上に在宅医療や病院の病棟業務を担う薬剤師が必要になると考えられるからです。

 また、スイッチOTCがより進んで、ドラッグストアなどで第1類医薬品を販売する薬剤師に対する需要が、今より高まることも考えられます。

 さて、相談者は海外青年協力隊への応募を考えているとのことです。私の知人(薬剤師や看護師)にも、薬局や病院での勤務を経て、海外青年協力隊に参加した人が何人かいます。素晴らしい経験をして、その後の人生に生かしている人ばかりです。

 海外で働く場合、海外青年協力隊以外にも、国連ボランティアや、大学や大学院への留学を経て現地で就職するケースもあります。また、米国で薬剤師資格を取得して、病院に勤務している薬剤師もいます。

 言うまでもなく、現地でのスムーズなコミュニケーションのために、ある程度の語学(英語、フランス語など)は習得しておく必要があります。それ以前に、「何のために海外へ行って、何を目指すのか」を、行く前にはっきりさせておくことが、今後のキャリアを築いていく上で重要だと思います。

 海外に行く目的が明確で、強い意志があるのなら、ぜひ海外に出られたらいいでしょう。帰国後は間違いなく、海外での経験がプラスになると思います。

 相談者の場合、病院勤務の経験もありますし、帰国後も働く意欲があれば何とでもなるでしょう。どうぞ、夢に向かって頑張ってください。

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