◯東京都病院薬剤師会の輸液・栄養領域薬剤師養成特別委員会による標準教科書『薬剤師のための輸液・栄養療法』の改訂版。生体における電解質バランスや、8種類の電解質輸液の組成と特徴、電解質異常の鑑別とその治療、栄養療法について解説している。「水・電解質代謝とその異常」「酸塩基平衡とその異常」「栄養管理」の3章構成。
◯「栄養管理」では、栄養アセスメント、栄養投与量の算出方法、栄養剤の種類などを紹介している。チーム医療に関わる薬剤師だけでなく、全ての薬剤師に。(B5判、90ページ)
東京都病院薬剤師会 編 1995円 / 発行:2012年2月 ◯OTC薬販売時のトリアージに必要となる病態の基礎知識や、OTC薬の選択・使用方法を解説した書。薬局で患者からの訴えが多い17の症状ごとに、症状の疫学や病態生理、トリアージを行う際に収集すべき患者情報を解説した「病態知識に基づくトリアージ」(医師による執筆)、該当するOTC薬の成分一覧表、作用機序、使用上の注意点などを紹介した「セルフメディケーションにおける治療薬」(薬剤師による執筆)で構成している。
◯トリアージする過程を具体的に提示するケーススタディーも収録した。(B5判、326ページ)
望月眞弓、武政文彦 監修 3990円 / 発行:2011年11月 ◯1991年に初版が発刊された『てんかんテキスト─理解と対処のための100問100答』を全面改訂し、内容を一新。てんかんとは何か、てんかんの種類、診断、治療、てんかんのある子どもの子育て、仕事や日常生活における注意点などについて解説している。医療従事者や患者とその家族、ケアに関わる人向け。
◯「予防接種は受けても大丈夫ですか?」「副作用の心配をせずに使える薬はありますか?」「発作があったとき、救急車を呼ばないといけませんか?」といった家族の不安に答えるQ&Aも豊富。( B5判、168ページ)
井上有史、池田仁 編 3150円 / 発行:2012年5月 ◯生活習慣病、腎臓病、高血圧に対する患者や家族の疑問に答えた書。「順天堂腎臓病・高血圧セミナー」で、実際に患者から寄せられた質問の中から100問を選び、順天堂大学腎臓内科のスタッフが分かりやすく解説した。
◯Q&Aとして、「血清総コレステロール値を上げるような食べ物には、どのようなものがありますか?」「家族に糖尿病の者がいるのですが、糖尿病腎症は遺伝するのですか?」「降圧薬を飲んでいますが、血圧が低い日は飲まなくてよいのでしょうか?」などを収録。(A5判、124ページ)
富野康日己 編 1260円 / 発行:2012年1月
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