DI Onlineのロゴ画像

DIクイズ4(Q)
膀胱炎でESBL産生大腸菌が検出された患者(Q)
日経DI2012年4月号

2012/04/10

日経ドラッグインフォメーション 2012年4月号 No.174

服薬指導
膀胱炎でESBL産生大腸菌が検出された患者

膀胱炎治療のため、総合病院の泌尿器科に通院している39歳の女性Aさんが、受診後に薬局を訪れました。Aさんは処方箋を差し出しながら、次のような質問をしました。

トイレがすごく近くなって痛みを感じたので4日前に泌尿器科を受診したら、また膀胱炎と診断されました。膀胱炎にかかりやすい病気もないのに、何度もなるのはおかしいからと、菌を調べることになりました。それで今日、結果を聞きに行ったら、先生から「大腸菌が検出されましたが、ESBLを産生しているかもしれません。注射の薬もありますが、重症ではないので、まずは飲み薬を変えて様子を見ましょう」と言われました。ESBLって、何ですか。薬を変えたら治るのでしょうか。

〈処方箋〉

  1. ホスミシン錠500 6錠 1日3回 毎食後 2日分

*薬歴によると、前回はフロモックス(一般名セフカペンピボキシル塩酸塩水和物)が300mg/日、1日3回服用で3日分処方されていた。

Q1

膀胱炎の起炎菌として最も頻度が多いのは、次のうちどれか。

(1)大腸菌
(2)腸球菌
(3)腐性ブドウ球菌

Q1

以下の起炎菌と抗菌薬の組み合わせのうち、膀胱炎の治療において適切なものはどれか。

(1)起炎菌:腸球菌 抗菌薬:新世代セフェム系薬
(2)起炎菌:ESBL産生大腸菌 抗菌薬:カルバペネム系薬
(3)起炎菌:大腸菌 抗菌薬:モキシフロキサシン、ガレノキサシン

解答ページへ

  • 1
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んでいる人におすすめ