頭頸部がんの放射線療法で、唾液腺が照射部位に含まれた場合、口腔内乾燥が必ず出現します。そのため、含嗽や保湿剤などで対処する必要があります。ここでは、洗口液とジェルスプレーを使った対応を紹介します。
動画4 洗口液による保湿【下の画像をクリックすると別ウインドウで動画が再生されます】
口腔粘膜炎の痛み、口腔がんの手術後など、歯ブラシでの清掃が難しい場合、スポンジブラシを使用します。
スポンジブラシには、素材や形状によって様々なタイプがあります。口腔粘膜が脆弱になっている患者では、スポンジブラシが乾燥していると粘膜が傷つくので、柔らかく、目が細かい素材のスポンジブラシを選択します。
動画5 スポンジブラシによる口腔粘膜ケア【下の画像をクリックすると別ウインドウで動画が再生されます】