2010/03/16
『サポートグループに行くまでは、僕は妹のがんを僕だけでなんとかしなきゃいけないもののように感じていたんだ。同じような連中と話したってばかげているし、落ち込むだけだと思っていたんだけど……でも、行ってみて本当によかった! サポートグループを探したほうがいいって、他の子にも絶対勧めるよ。もし、最初に行ったサポートグループが気に入らなかったら、他にも幾つか行ってみたらいい』--Devon,15歳
一人で心配しないで、両親やカウンセラー、サポートグループの人たちに相談しましょう。多くの人は、自分から話を切りだすのが難しいと感じるでしょう。
この年代の子たちは、親とうまくいっていないこともよくあります。個人的なことを話すのが恥ずかしいと思う人もいますし、単に今までのことを全部話す時間がないと感じている人もいます。でも、あなたと親は、お互いに心から支え合えるのです。
『自分のことは自分でできる』と思っていませんか?
でも、ティーンだろうと大人だろうと、つらいときには他の人の支えが必要です!
●親と話し合うときのヒント
・話し合う前に準備をしましょう
ステップ 1
何を話したいか考えて、自分なりの解決案を用意しておきましょう。
ステップ 2
親の反応を考えておきましょう。あなたはそれにどう答えるつもりですか?
・時と場所を選ぶ
ステップ 1
あなたの部屋や玄関など、プライベートな場所を選びましょう。散歩の途中や、バスケットボールのシュートをしながらでもよいでしょう。
ステップ 2
お父さんやお母さんに、少し話をする時間があるか尋ねましょう。
・ゆっくり構えましょう
ステップ 1
すべてをすぐに解決しようと思わないでください。簡単に解決できない複雑な問題もあります。
ステップ 2
一緒に解決策を考えましょう。ちょっとした会話で解決することもあります。
・話し続けましょう
ステップ 1
家族会議でいっぺんに話し合おうとしないで、普段から会話するようにしましょう。
ステップ 2
ほんの数分間でも、毎日話す時間を少し作るようにしましょう。
(監修:東京大学大学院家族看護学分野 上別府 圭子)
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