2009/12/08
『私は知りたいことがあったのですが、誰に聞いたらいいか分かりませんでした。それで、私はお母さんに診察のとき一緒に行きたいと言ったら、「いいわよ」と言ってくれました。初めてついて行ったときは、ただ座っているだけでした。次について行ったとき、お医者さんは私に何か質問があるか尋ねたので、私は2、3質問したのです。思っていたよりずっと簡単なことでした。』--親のがんを経験したKatie, 14歳 |
何か分からないことがあったら、親か、信頼できる大人に尋ねましょう。お父さんやお母さんに、診察について行ってもいいか聞いてみましょう。気持ちが楽になるよう、あなたの親はきっと看護師やソーシャルワーカーにあなたが質問できるようにしてくれるでしょう。
・あらかじめ質問を紙に書いて持って行きましょう。
・できるだけ分かりやすい言葉で説明してくれるように頼みましょう。
・何度でも説明してもらいましょう。
・医師や看護師には模型や絵を使って説明してくれないか頼んでみましょう。
質問の例 ・がんの種類は何ですか? |
治療についての質問 ・どのような治療が必要ですか?いくつも治療を受けるのですか? |
ここにあなたの質問を書き出してみましょう:
質問は何回繰り返してもOKですよ。
●面会したいとき
『私はパパのお見舞いに行きたかったけど、病院に行くととても緊張してしまうの。病院のにおいが好きになれないし、パパが機械につながっているのを見るのも嫌だったから。いつも理由をつけてお見舞いに行かなかったけど、本当はパパがいなくてとても寂しかった。そんなある日、近所の人が私を学校の帰りに病院まで連れて行ってくれたの。私は宿題を持ち込んで、病院で勉強したわ。パパはただ私を見ているだけだったけど、とてもうれしそうだった・・・そのとき私は慣れない病院にいることを忘れていたわ。』--親のがんを経験したKeisha, 13歳 |
親が入院している場合、見舞いに行くことに神経質になるかもしれません。親がどのような様子で、どんなことが予想されるかについて前もって知っておきましょう。病気であっても、親であることに変わりはありません。聞きたいことはちゃんと聞いて、あなたの気持ちを伝えましょう。電話をしたり、e-mailを送ってもいいでしょう。
もっと知りたい場合は… |
(監修:東京大学大学院家族看護学分野 上別府 圭子)
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