
『ホスピスケアのことをもっと詳しく調べておけばよかったと思います。でも、何が必要なのか、最初は誰もわからないですからね。』--介護経験者のBruce |
ホスピスケアは、在宅や施設(※監修者注釈:米国の場合のみ)、病院、そして高齢者福祉施設で受けることができ、専門家が介護を指導し手助けしてくれます。准看護師(※監修者注釈:米国の場合のみ)やソーシャルワーカーが様子を見に来てくれますし、アドバイスを受けたい場合には看護師が24時間体制で電話対応してくれます。ホスピスにはたくさんのボランティアがいて手助けもしてくれます。また、在宅での緩和化学療法を提供しているホスピスもあります。通常、ホスピスではがんの治療はしませんが(※編集部注釈:日本では、がんの治療も行われる場合があります)、必要であれば短期の入院で治癒可能な疾患を治療します。たとえば、肺炎や膀胱感染などです。 メディケアやメディケイド(※編集部注釈:上記二つは米国の公的医療保険)、そしてほとんどの民間の医療保険会社はホスピスサービスの費用を負担します。こういうホスピスケアに対して保険での支払いがない場合や、支払いが困難な場合に無料でケアを提供するホスピスもたくさんあります。
(監修:聖隷三方原病院緩和支持治療科 森田 達也)
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