2009/06/30
私には自分自身のことをケアする権利があります。これは身勝手ではありません。大切な家族のためのよりよいケアができるように必要なことです。
私には、患者自身が反対したとしても、他者の助けを求める権利があります。私の持久力と強さには限界があります。
介護が必要な患者のためではなく、患者が健康なころと同じように、私には自分の生活を維持する権利があります。大切な人のために私が無理なくできることはなんでもします。しかし、私は自分だけのためにいくらかのことをする権利があります。
私には、時に怒ったり、落ち込んだり、堪えがたい感情を表す権利があります。
私には、患者自身が私に怒りや罪悪感を押し付けて私に何かを行わせることを拒否する権利があります。(患者自身が認識しているかどうかは問題ではありません。)
私には、大切な人のためにした行為に対しての配慮、愛情、許し、そして容認を見返りとして受け取る権利があります。
私には自分がしていることにプライドを持つ権利があります。そして大切な人である患者の要求にこたえるために払った勇気を賞賛する権利があります。
私には個人としての自分を守る権利があります。そして、常時の介護をする必要がなくなったときに、私自身を維持するための生活に戻る権利があります。