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レポート

2019/2/19

「幸せの4因子」を知って、幸せになろう!

福原麻希=医療ジャーナリスト

講演を聞いて、すぐ行動に移してみる

 講演後のワークショップでは、グループ6人で「幸せの4つの因子」から1つを選び、どんなことから自分にできそうか話し合った。このグループ分けは、主催者側が会場入場時、がん患者とそうでない人が半々になるよう席を決める工夫が凝らされた。

ワークショップで「ありのままの自分とは」を話し合う

 ワークショップの最後、グループごとに話し合った内容を発表した。そのうちの一つ、「独立と自分らしさ(ありのままに因子)」を選んだグループでは「思い切り泣いたり、笑ったりする」「他の人にはムダと思えるようなことでも、自分にはよしとする」「治療やつらい症状を乗り越えたことが糧になり、幸せな気持ちを生む」「それまでの自分を振り返って、どう生きてきたか、これからどう生きていくかを考える」などの声が上がった。

 また、「自己実現と成長(やってみよう因子)」を選んだグループでは、「妄想するのは楽しい」「想像すると実現しやすい」「嫌なことはしない、断る」「やりたいことは迷わずやる」「リストを作ると見える化して、行動しやすい」などの声が上がった。

 ワークショップ終了後、参加者の一人だった会社員の林亮太郎さんは「がんの患者会に、そうではない人が行くことはハードルが高いですよね。何と声をかければいいかわからず、気も遣います。でも、今回は同じグループで一緒に幸せについて語り合えて、とても楽しかったです」と話していた。

 次回は、がん患者と日常を送る4人の登壇者が話し合った「幸せになる日々のヒント」を紹介する。


参考文献
1)佐伯政男,蓮沼理佳,前野隆司,主観的well-beingとその心理的要因の関係,日本心理学会第76回大会発表論文集,2012年9月,1PMB06
2)Nettle,2005, Happiness The Science Behind Your Smile, Oxford University Press,(『目からウロコの幸福学』オープンナレッジ,2007)
3)Kahneman,et ,al., 2010

一般社団法人キャンサーフィットネス

 がん患者やがんサバイバー(がんを体験した人)が、運動を通して身体や心のつらさを軽減し、QOLを向上させ、笑顔で社会へ早期復帰できるようサポートしている。「全身を動かさなくても、指だけでも顔だけでも、少しでも動かしてみるだけで心が動きます。生き生きとします。今の自分にできる範囲から、運動をしてみませんか」と代表理事の広瀬さんは呼びかけている。
http://cancerfitness.jp/

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