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レポート

2018/12/25

第59回日本肺癌学会より

小細胞肺がんに20年ぶりの治療薬候補

免疫療法や抗体-薬物複合体などに期待

森下紀代美=医学ライター

 肺がんの約1割を占める小細胞肺がんは、扁平上皮肺がんと並んでタバコとの関連が強く、増殖が速く、リンパ節転移や遠隔転移が早期から起こるため、悪性度が高いとされる。診断時に手術で根治が期待できるI期は12.5%と少なく、進行したIII期とIV期が約80%を占める。加えて2000年以降、標準治療を変えるような新たな薬物療法は登場しておらず、5年相対生存率は、肺がんの半数を占める肺腺がんの53.2%に対し、小細胞肺がんは18.1%と低い(がんの統計’ 17、公益財団法人がん研究振興財団)。

 しかし、近年、免疫チェックポイント阻害薬や抗体-薬物複合体など、新たな治療薬候補の有望なデータが報告され、長い間動きのなかった小細胞肺がんの治療が変わる可能性が出てきた。

 11月に東京都で開催された第59回日本肺癌学会学術集会の教育講演で、北里大学医学部附属新世紀医療開発センター横断的医療領域開発部門臨床腫瘍学教授の佐々木治一郎氏が「小細胞肺癌の治療-Update in 2018-」と題した講演を行い、最新の知見を紹介した。

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