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2022/08/03

進行非小細胞肺癌においてアテゾリズマブの皮下注製剤は静脈内投与製剤と薬物動態で非劣性を示す

横山勇生=編集委員

 スイスHoffmann-La Roche社は8月2日、白金系抗癌薬ベースの化学療法後で免疫療法を受けたことのない局所進行または転移を有する非小細胞肺癌において、抗PD-L1抗体であるアテゾリズマブ皮下注製剤の血中薬物動態は、静脈内投与製剤と非劣性であることが示されたと発表した。フェーズ3試験であるIMscin001試験で、主要評価項目が達成された。皮下注製剤の安全性プロファイルは、静脈内投与製剤と一致していた。

 アテゾリズマブの静脈内投与は30分から1時間程度かかるが、皮下注製剤は3分から8分で済むため患者や医療機関の負担軽減につながると期待されている。ただしIMscin001試験には日本の施設は参加しておらず、中外製薬によると皮下注製剤の国内開発は未定だという。

 IMscin001試験の詳細は今後学会で発表される予定。

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