米Bristol Myers Squibb社は7月29日、再発リスクが中程度から高度の腎細胞癌の術後補助療法として、ニボルマブとイピリムマブの併用療法は有意な無病生存期間(DFS)の改善を認めなかったと発表した。フェーズ3試験であるCheckMate -914試験のパートAの結果、主要評価項目の盲検下独立中央判定によるDFSの有意な改善が示されなかった。
CheckMate -914試験は、再発リスクが中等度から高度の腎細胞癌の術後療法を評価する無作為化二重盲検プラセボ対照フェーズ3試験。ニボルマブとイピリムマブの併用とプラセボを比較するパートAとニボルマブとプラセボを比較するパートBから構成されている。両パートともに主要評価項目は盲検下独立中央判定によるDFS。副次評価項目は全生存期間(OS)、副作用などだった。パートBは進行中。