このページの本文へ

がんナビ

がんナビについて

がん患者さんとその家族のために、がんの治療や患者さんの日々の生活をナビゲートします。

がん種から情報を探す

  • 乳がん
  • 肝がん
  • 大腸がん
  • 腎がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 食道がん
  • 前立腺がん
  • 子宮頸がん
  • 膵がん
  • 卵巣がん
  • その他のがん

News ニュース

ニュース一覧へ

新着一覧へ

ニュース

2022/06/26

CD19標的CAR-T細胞が再発・難治性の大細胞型B細胞リンパ腫の2次治療として米国で承認

横山勇生=編集委員

 米Bristol Myers Squibb社は6月24日、CD19を標的としたCAR-T細胞療法薬であるリソカブタゲン マラルユーセルliso-cel)について、再発または難治性の大細胞型B細胞リンパ腫に対する2次治療として、米食品医薬品局(FDA)から承認されたと発表した。

 化学免疫療法による1次治療に抵抗性か1次治療で12カ月以内に再発した患者、化学免疫療法による1次治療に抵抗性か1次治療で再発した患者で併存疾患や年齢のために造血幹細胞移植(HSCT)の適応がない患者が対象となる。びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL、NOS)、高グレードB細胞性リンパ腫、縦隔原発大細胞型B細胞性リンパ腫、濾胞性リンパ腫(グレード3B)が含まれる。

 今回のFDAの承認は、フェーズ3試験であるTRANSFORM試験の結果に基づく。TRANSFORM試験は、幹細胞移植が可能な成人の大細胞型リンパ腫患者で、抗CD20抗体とアントラサイクリン系抗癌薬を用いた初回治療から12カ月以内に再発、難治性となった患者を対象にした大規模国際無作為化多施設共同フェーズ3試験。患者は、liso-celを投与される群(liso-cel群)と、医師が選択した救援化学療法を実施し奏効が見られた患者にBEAM療法で移植前処置を行い自家造血幹細胞移植を行う群(標準治療群)に、無作為に割り付けられた。

 試験の結果、主要評価項目であるEFS(無作為化から死亡・増悪、無作為化から9週以内に完全奏効か部分奏効の未達成、次の抗がん治療の開始までの、いずれか早い時期)の中央値は標準治療が2.3カ月に対し、liso-celを投与した場合は10.1カ月で、ハザード比0.34、p<0.0001と有意にliso-cel投与で改善していた(関連記事)。

この記事を友達に伝える印刷用ページ
  • 大腸がんを生きるガイド
  • がん文献情報ナビ
  • 「がん情報文献ナビ」は、がんと治療薬に関する最新の英語論文を、ビジュアル検索できるサービスです(株式会社ワールドフージョンが運営しています)。 ご意見・お問い合わせはこちら