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2022/05/12

PD-L1発現高値の進行非小細胞肺癌の1次治療でアテゾリズマブとtiragolumabの併用はPFSを有意に延長できず

横山勇生=編集委員

 スイスHoffmann-La Roche社は5月11日、PD-L1発現量が多い局所進行または転移を有する非小細胞肺癌(NSCLC)の初回治療として、抗PD-L1抗体アテゾリズマブ抗TIGIT抗体tiragolumabを併用投与しても、アテゾリズマブの単剤投与と比べて数値的な改善はあったものの有意な無増悪生存期間(PFS)の延長は認められなかったと発表した。フェーズ3試験であるSKYSCRAPER-01試験の最初の解析の結果判明した。PFSは同試験の主要評価項目の1つだった。

 tiragolumabをアテゾリズマブと併用することで免疫療法の効果を高めることが期待されていたが、PD-L1高発現の進行NSCLCにおけるPFSの延長効果は認められなかった。他の主要評価項目である全生存期間(OS)については、イマチュアな状態で観察が継続されている。

 なお、進展型小細胞肺癌(ES-SCLC)に対する1次治療として、アテゾリズマブ、カルボプラチン、エトポシドに加えて抗TIGIT抗体tiragolumabを投与してもPFSが延長できなかったことが3月に発表されている(関連記事)。

 Roche社は、SKYSCRAPER-01試験においてPFSとOSの両方ともに数値的な改善は認められたとしている。試験結果の詳細は、今後学会で発表される予定。

 SKYSCRAPER-01試験は、世界規模で実施されている二重盲検無作為化フェーズ3試験。PD-L1発現高値の進行NSCLC患者の1次治療としてアテゾリズマブとtiragolumab併用の有効性と安全性を評価した。534人がアテゾリズマブとtiragolumabの併用投与群とアテゾリズマブとプラセボ投与群に1対1で割り付けられた。主要評価項目は、PFSとOS。

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