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2022/03/15

進行肝細胞癌の1次治療でカボザンチニブとアテゾリズマブの併用はソラフェニブと比べOSを改善できず

横山勇生=編集委員

 米Exelixis社は3月14日、進行肝細胞癌の1次治療として、マルチキナーゼ阻害薬カボザンチニブと抗PD-L1抗体アテゾリズマブの併用療法は、ソラフェニブの単剤投与と比べて全生存期間(OS)の改善、悪化のどちらも認められなかったと発表した。フェーズ3試験であるCOSMIC-312試験のOSに関する最終解析で示された。この結果と現在の肝癌領域の治療の進展状況を鑑み、同社は米食品医薬品局(FDA)への申請は行わない意向であることを明らかにした。

 COSMIC-312試験は、北米、南米、欧州、アジア、オセアニア地域で行われたフェーズ3試験。日本の施設は参加していない。BCLC BまたはCで治癒切除、局所治療不能なChild Pugh Aの測定病変を有する患者を、アテゾリズマブ(1200mgを3週おきに投与)とカボザンチニブ(1日1回40mg投与)を併用投与する群(併用群)、ソラフェニブ(1日2回400mgを投与)を投与する群(ソラフェニブ群)、カボザンチニブ単剤(1日1回60mg)を投与する群(カボザンチニブ単剤群)に2対1対1で割り付けて行われている。

 併用群かソラフェニブ群に最初に割り付けられた372人(PITT)において、併用群がソラフェニブ群よりも有意に無増悪生存期間(PFS)を延長できることは既に報告されていた(関連記事)。

 COSMIC-312試験のOSの解析を含めた全結果は、今後学会で発表される予定。

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