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2021/10/24

ER陽性HER2陰性進行乳癌患者の2次、3次治療で経口SERDであるelacestrantが内分泌療法よりPFSを有意に延長

横山勇生=編集委員

 イタリアMenarini Group社と米Radius Health社は10月20日、経口選択的エストロゲン受容体ダウンレギュレーターSERDelacestrantRAD1901)の単剤投与が、エストロゲン受容体(ER)陽性HER2陰性の進行または転移を有する乳癌患者の2次または3次治療として医師選択標準治療(フルベストラント、アナストロゾール、レトロゾール、エキセメスタンから選択)よりも全患者とESR1変異を有する患者の両方で無増悪生存期間(PFS)を有意に延長できたと発表した。フェーズ3試験であるEMERALD試験の結果示された。

 ER陽性HER2陰性進行乳癌に対して経口SERDの単剤が標準治療を上回る結果を示したのは初めてという。

 試験結果の詳細は12月に開催されるSan Antonio Breast Cancer Symposiumで発表される予定。

 EMERALD試験は、ER陽性HER2陰性進行乳癌の2次治療または3次治療として、elacestrant単剤と医師選択標準治療を比較した無作為化オープンラベルフェーズ3試験。1から2ラインの内分泌療法を受けた466人が登録され、CDK4/6阻害薬を投与された患者も含まれていた。466人のうち220人(47%)はESRに変異を有していた。患者はelacestrant単剤群(1日1回400mg投与)と標準療法群に割り付けられた。主要評価項目は、盲検下画像審査委員会の評価によるESR1変異陽性患者と全患者におけるPFS。副次評価項目は、ESR1変異陽性患者と全患者における全生存期間(OS)、奏効率、奏効期間(DOR)など。日本の施設は参加していない。

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