このページの本文へ

がんナビ

がんナビについて

がん患者さんとその家族のために、がんの治療や患者さんの日々の生活をナビゲートします。

がん種から情報を探す

  • 乳がん
  • 肝がん
  • 大腸がん
  • 腎がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 食道がん
  • 前立腺がん
  • 子宮頸がん
  • 膵がん
  • 卵巣がん
  • その他のがん

News ニュース

ニュース一覧へ

新着一覧へ

ニュース

2021/10/23

RAS阻害薬で経口可能な環状ペプチド分子LUNA18の固形癌対象フェーズ1試験が開始

横山勇生=編集委員

 中外製薬は10月22日、RAS阻害薬で経口投与可能な環状ペプチド分子であるLUNA18について、固形癌を対象にしたフェーズ1試験を10月から開始したことを明らかにした。同日開催された2021年第3四半期決算発表の中で公開した。

 LUNA18は、RASとGEFの蛋白-蛋白相互作用を阻害し、 RASを不活性状態に保持することで、RAS遺伝子異常を有する癌への治療効果が期待できる薬剤。APOLLO(Artificial, Peptidic, Orally available, Limitlessly, Localizable, Omicron)と呼ぶ中外製薬独自の中分子技術を用いて開発された。

 APOLLO技術は、独自に構築した非天然アミノ酸含有ペプチドライブラリーからの化合物修飾で、経口投与が可能な膜透過性・代謝安定性を兼ね揃えた、高い標的特異性を持つ医薬品候補分子を創出できるという。同技術で開発される薬剤は、蛋白-蛋白相互作用阻害と標的特異性に優れ、細胞内標的にも作用できるという。イオンチャネル特異的阻害薬、シグナル伝達阻害薬、転写因子阻害薬、G蛋白共役受容体阻害薬/活性化薬の開発に利用できるとしている。

 また中外製薬は、経口投与可能な次世代選択的エストロゲン受容体ダウンレギュレーター(SERD)であるgiredestrant(RG-6171、GDC-9545)の乳癌の術後補助療法としてのフェーズ3試験を8月に開始したことも明らかにした。

この記事を友達に伝える印刷用ページ