このページの本文へ

がんナビ

がんナビについて

がん患者さんとその家族のために、がんの治療や患者さんの日々の生活をナビゲートします。

がん種から情報を探す

  • 乳がん
  • 肝がん
  • 大腸がん
  • 腎がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 食道がん
  • 前立腺がん
  • 子宮頸がん
  • 膵がん
  • 卵巣がん
  • その他のがん

News ニュース

ニュース一覧へ

新着一覧へ

ニュース

2021/10/17

PD-L1陽性のII期からIIIA期の非小細胞肺癌の術後補助療法としてアテゾリズマブが米国で承認

横山勇生=編集委員

 米食品医薬品局(FDA)は10月15日、抗PD-L1抗体アテゾリズマブについて、PD-L1陽性のII期からIIIA期の非小細胞肺癌で切除後に白金系抗癌薬ベースの化学療法を受けた患者の術後補助療法として承認したと発表した。

 FDAの承認は、多施設オープンラベルフェーズ3試験であるIMpower010試験の結果に基づく。

 IMpower010試験は、IB期からIIIA期のNSCLC患者で手術を受け、シスプラチンベースの化学療法を最長4サイクルまで受けた患者1005人を、アテゾリズマブ投与群と支持療法群に1対1で無作為に割り付けて行われた。アテゾリズマブは21日おきに1200mgを最長で16サイクル投与された。主要評価項目は、研究グループの評価によるPD-L1陽性のII期からIIIA期患者における無病生存期間(DFS)だった。

 試験の中間解析の結果、PD-L1陽性のII期からIIIA期患者において、アテゾリズマブ投与群のDFS中央値はNR(95%信頼区間:36.1-NE)、支持療法群が35.3カ月(95%信頼区間:29.0-NE)で、ハザード比0.66(95%信頼区間:0.50-0.88)、p=0.004で有意にアテゾリズマブ群で延長していた。24カ月DFS率はアテゾリズマブ投与群が74.6%、支持療法群が61.0%、36カ月DFS率はアテゾリズマブ投与群が60.0%、支持療法群が48.2%だった。

 日本におけるアテゾリズマブの非小細胞肺癌の術後補助療法への適応拡大申請は7月に行われている。

この記事を友達に伝える印刷用ページ