このページの本文へ

がんナビ

がんナビについて

がん患者さんとその家族のために、がんの治療や患者さんの日々の生活をナビゲートします。

がん種から情報を探す

  • 乳がん
  • 肝がん
  • 大腸がん
  • 腎がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 食道がん
  • 前立腺がん
  • 子宮頸がん
  • 膵がん
  • 卵巣がん
  • その他のがん

News ニュース

ニュース一覧へ

新着一覧へ

ニュース

2021/07/28

PD-L1発現陽性の進行トリプルネガティブ乳癌の1次治療でペムブロリズマブと化学療法の併用はOSを有意に延長

横山勇生=編集委員

 米Merck社は7月27日、PD-L1発現陽性(CPS 10以上)の転移を有するトリプルネガティブ乳癌に対する1次治療として、抗PD-1抗体ペムブロリズマブと化学療法の併用療法は化学療法のみよりも有意に全生存期間(OS)を延長できることが明らかとなったと発表した。フェーズ3試験であるKEYNOTE-355試験の最終解析で示された。試験結果の詳細は、今後学会で発表される。

 OSの有意な改善効果が示されたことで、進行トリプルネガテイブ乳癌におけるペムブロリズマブの有用性がより明確になった。

 KEYNOTE-355試験は、治療歴のない切除不能局所再発もしくは転移を有するTNBC患者を、ペムブロリズマブと化学療法(nab-パクリタキセル、パクリタキセル、ゲムシタビン+カルボプラチン)を投与する群(併用群)とプラセボと化学療法を投与する群(化学療法単独群)に2:1で割り付けて行われた。ペムブロリズマブは200mgを3週おきに投与した。投与は病勢進行まで継続され、クロスオーバーは許可されなかった。化学療法の種類(タキサン製剤、ゲムシタビン+カルボプラチン)、PD-L1発現状態 (CPSが1以上、1未満)、同じ種類の化学療法による術前・術後治療(あり、なし)で層別化された。

 試験の結果、PD-L1 CPS 10以上の患者において併用群は無増悪生存期間(PFS)を有意に改善できることが既に報告されていた(関連記事)。

この記事を友達に伝える印刷用ページ