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2021/07/09

トラスツズマブ デルクステカンのHER2陽性胃癌の2次治療での有効性を検証するフェーズ3が開始

横山勇生=編集委員

 第一三共と英AstraZeneca社は7月9日、抗HER2抗体薬物複合体トラスツズマブ デルクステカンについて、HER2陽性の胃癌または食道胃接合部腺癌の2次治療の有効性と安全性を評価するフェーズ3試験であるDESTINY-Gastric04試験で、最初の患者に投与を開始したと発表した。

 DESTINY-Gastric04試験は、1次治療後に病勢進行したHER2陽性の切除不能胃癌または食道胃接合部腺癌患者を対象に、標準的な二次治療であるラムシルマブ/パクリタキセル併用療法とトラスツズマブ デルクステカンのの有効性と安全性を比較する試験。主要評価項目は全生存期間(OS)で、副次評価項目は、無増悪生存期間(PFS)、奏効率、奏効期間、病勢コントロール率など。日本を含むアジア、欧州、南米で約490人が登録される予定。

 なお、トラスツズマブ デルクステカンは、米国においてはトラスツズマブベースの前治療を受けたHER2陽性進行胃癌を対象に2021年1月に承認されている。そのため2次治療で既に利用可能であることから、今回の試験の対象地域には含まれていない。

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