このページの本文へ

がんナビ

がんナビについて

がん患者さんとその家族のために、がんの治療や患者さんの日々の生活をナビゲートします。

がん種から情報を探す

  • 乳がん
  • 肝がん
  • 大腸がん
  • 腎がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 食道がん
  • 前立腺がん
  • 子宮頸がん
  • 膵がん
  • 卵巣がん
  • その他のがん

News ニュース

ニュース一覧へ

新着一覧へ

ニュース

2021/05/14

早期の高リスクTNBCの術前・術後療法にペムブロリズマブを加えることでEFSを有意に延長

横山勇生=編集委員

 米Merck社は5月13日、早期の高リスクトリプルネガティブ乳癌(TNBC)に対し、プラチナ製剤を含む術前化学療法にペムブロリズマブを追加し、術後にペムブロリズマブ単剤を投与することは、術前化学療法のみの場合よりも有意に無イベント生存期間(EFS)を延長できることが明らかになったと発表した。フェーズ3試験であるKEYNOTE-522試験の独立データモニタリング委員会による中間解析の結果示された。

 KEYNOTE-522試験において、ペムブロリズマブ投与によって病理学的完全奏効(pCR)率が有意に改善することは、既に報告されている(関連記事)。EFSも有意に延長したことで、2つの主要評価項目が達成されたことになる。

 KEYNOTE-522試験の対象は、新規にTNBC(AJCCでT1c N1-2またはT2-4 N0-2)と診断された、ECOG PS 0または1の患者。患者はペムブロリズマブ(200mgを3週毎)またはプラセボを術前化学療法に追加する群に、2対1でランダムに割り付けられた。術前化学療法は、パクリタキセル80mg/m2を週1回、カルボプラチンはAUC 5で3週毎またはAUC 1.5で週1回投与し、これを4サイクル行った後、ドキソルビシン60mg/m2、エピルビシン90mg/m2、シクロホスファミド600mg/m2をそれぞれ3週毎に投与し、これを4サイクル行った。根治手術を行った後、術後療法としてペムブロリズマブまたはプラセボの投与を9サイクル、あるいは再発または受容不能な毒性の発現まで継続した。

 主要評価項目は、ITT解析対象において施設の病理学医が評価したpCR(ypT0/Tis ypN0)、試験担当医が評価したEFSだった。

この記事を友達に伝える印刷用ページ