このページの本文へ

がんナビ

がんナビについて

がん患者さんとその家族のために、がんの治療や患者さんの日々の生活をナビゲートします。

がん種から情報を探す

  • 乳がん
  • 肝がん
  • 大腸がん
  • 腎がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 食道がん
  • 前立腺がん
  • 子宮頸がん
  • 膵がん
  • 卵巣がん
  • その他のがん

News ニュース

ニュース一覧へ

新着一覧へ

ニュース

2021/02/09

ナパブカシン(BBI608)は既治療進行大腸癌の全生存期間を延長できず

横山勇生=編集委員

 大日本住友製薬は2月9日、抗癌薬として開発を進めているナパブカシンBBI608)について、進行大腸癌患者を対象としたフェーズ3試験であるCanStem303C試験で主要評価項目を達成できなかったと発表した。

 ナパブカシンは、癌細胞で発現する酵素NQO1 によって生体内で活性化を受け、活性酸素種を産生してSTAT3を含むがん幹細胞や癌の増悪に関わる経路を阻害すると期待されている。

 CanStem303C試験は、前治療歴のある進行大腸癌患者1253人を対象とした多施設共同無作為化オープンラベル国際共同フェーズ3試験。患者はナパブカシンとFOLFIRIの併用群と、FOLFIRI単独投与群に1対1に割り付けられた、ナパブカシンは240mgが1日2回経口投与された。主要評価項目は、全集団およびpSTAT3陽性集団における全生存期間(OS)。重要な副次評価項目は、全集団およびpSTAT3陽性集団における無増悪生存期間(PFS)、病勢コントロール率(DCR)、奏効率(ORR)だった。

 試験結果の詳細は今後学会で発表される予定。

この記事を友達に伝える印刷用ページ