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2021/02/04

ホルモン療法抵抗性乳癌を対象にFGFR阻害薬E7090とフルベストラントやエキセメスタンとの併用療法のフェーズ1開始

横山勇生=編集委員

 エーザイは、エストロゲン受容体(ER)陽性HER2陰性乳癌患者を対象に、FGFR1、2、3選択的経口阻害薬E7090とフルベストラントやエキセメスタンとの併用療法を検討するフェーズ1試験を2020年10月から開始している。2月3日に開催された2021年3月期 第3四半期決算説明会で公表された。

 E7090は、ホルモン療法抵抗性乳癌を対象に同社が開発を進めている薬剤の1つ。FGFR2融合遺伝子陽性進行胆管癌で良好な結果が得られ、先駆け審査指定制度対象品目の指定を受けて胆管癌で開発が先行している。

 ER陽性進行乳癌における34人のctDNAを用いた解析で、CDK4/6阻害薬の投与、増悪後にFGFR1/2遺伝子の増幅または変異が14人(41%)で認められること、FGFR変異があると無増悪生存期間(PFS)が短いことが報告されている。また、ホルモン療法抵抗性となった60人のバイオプシー検体の解析で、24人(40%)にFGFR1、2、3の増幅またはFGFR2変異が認められることも報告されている。

 臨床試験の詳細は、医薬品情報データベースで公開されている。

 エーザイは、ホルモン療法抵抗性乳癌を対象として、選択的エストロゲン受容体(ERα)共有結合型アンタゴニスト(SERCA)であるH3B-6545の開発も進めている。昨年12月に開催された2020 Virtual San Antonio Breast Cancer Symposium(SABCS 2020)でフェーズ1/2試験の結果が発表され、エストロゲン受容体αをコードする遺伝子ESR1のY537S変異陽性12人中3人でPR(25%)、4人でSD(33%)が認められた。

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