MSDは11月30日、抗PD-1抗体ペムブロリズマブについて、化学療法(シスプラチン+5-FU)との併用で、根治切除不能な進行・再発の食道癌に対する1次治療としての製造販売承認申請を行ったと発表した。
今回の申請は、フェーズ3試験であるKEYNOTE-590試験の結果に基づく。ペムブロリズマブと化学療法(シスプラチン+5-FU)の併用が、化学療法のみと比べて全生存期間(OS)と無増悪生存期間(PFS)を有意に延長できることが示された。試験結果は、ESMO VIRTUAL CONGRESS 2020で発表されていた(関連記事)。