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2020/11/12

TPS50%以上の進行NSCLCの1次治療でペムブロリズマブとイピリムマブの併用はペムブロリズマブ単剤よりもOSとPFSを延長できず

横山勇生=編集委員

 米Merck社は11月9日、EGFR変異またはALK転座を有さないPD-L1発現(TPS)が50%以上の進行非小細胞肺癌(NSCLC)の1次治療として、抗PD-1抗体ペムブロリズマブと抗CTLA-4抗体イピリムマブの併用療法は、ペムブロリズマブ単剤よりも全生存期間(OS)と無増悪生存期間(PFS)の統計学的に有意な延長が認められなかったと発表した。フェーズ3試験であるKEYNOTE-598試験の結果、明らかとなったもの。独立データモニタリング委員会の勧告に応じて、試験は中止となる。

 試験結果の詳細は、今後学会で発表される予定。

 KEYNOTE-598試験は、EGFR変異またはALK転座を有さないTPSが50%以上の進行NSCLCの1次治療として、ペムブロリズマブとイピリムマブの併用療法群(併用群)とペムブロリズマブとプラセボ投与群(単剤群)を比較した無作為化二重盲検フェーズ3試験。568人が併用群と単剤群に1対1で割り付けられた。

 併用群の患者には、3週間を1サイクルとして1日目にペムブロリズマブ200mg(最長35サイクルまで)、6週間を1サイクルとして1日目にイピリムマブ1mg/kg(最長18サイクルまで)が投与された。単剤群にはペムブロリズマブが同じ用法・用量で投与され、イピリムマブの代わりにプラセボが投与された。主要評価項目はOSとPFS。副次評価項目は、奏効率、奏効期間、安全性などだった。

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