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2020/10/15

PI3K阻害薬copanlisibとリツキシマブの併用療法がインドレント非ホジキンリンパ腫のPFSを有意に延長

横山勇生=編集委員

 ドイツBayer社は10月14日、αとδアイソフォームを強く阻害するPI3K阻害薬copanlisibとリツキシマブの併用療法が、少なくとも1ライン以上のリツキシマブを含む治療を受けたインドレント非ホジキンリンパ腫の無増悪生存期間(PFS)を有意に延長できたと発表した。フェーズ3試験であるCHRONOS-3試験の結果示された。

 copanlisibは、フェーズ2試験であるCHRONOS-1試験の奏効率の結果に基づいて、少なくとも2ラインの全身療法を受けた濾胞性リンパ腫を対象に米国で2017年に迅速承認されている。

 CHRONOS-3試験は、少なくとも1ラインのリツキシマブを含む治療を受けた再発インドレント非ホジキンリンパ腫患者を対象に、copanlisibとリツキシマブの併用療法とプラセボとリツキシマブの併用療法を比較する無作為化二重盲検プラセボ対照フェーズ3試験。copanlisibとリツキシマブの併用療法がPFSを延長できるかを検証した。日本からも参加している。

 試験の対象には、濾胞性リンパ腫、小リンパ球性リンパ腫、リンパ形質細胞性リンパ腫/ワルデンストレームマクログロブリン血症、辺縁帯リンパ腫が含まれている。

 副作用はそれぞれの薬剤で以前に報告されているものと同様で、安全性に関する新たな問題は認められなかった。

 CHRONOS-3試験の結果の詳細は、今後国際学会で発表される予定。

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