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2020/10/08

経口HDAC阻害薬HBI-8000が再発・難治のATLLを対象に申請

横山勇生=編集委員

 Meiji Seika ファルマは10月7日、経口ヒストン脱アセチル化酵素HDAC)阻害薬であるHBI-8000について、提携先である米HUYA Bioscience International社の子会社であるHuya Japan合同会社が日本で9月30日に、再発・難治の成人T細胞白血病/リンパ腫ATLL)を適応症として製造販売承認申請したと発表した。

 Meiji Seika ファルマは1月にHBI-8000について、日本において独占的に販売する権利とアジア7カ国(韓国、タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナム、シンガポール)で独占的に開発・販売する権利を獲得したことを発表していた(関連記事)。

 HBI-8000は、クラスI(HDAC 1、2および3)とクラスIIb(HDAC 10)のHDACを阻害するベンズアミド系の経口薬。腫瘍細胞中でアセチル化されたヒストン(H3およびH4)の集積を促して、腫瘍細胞の増殖停止に関与する複数のタンパク発現を変化させ、癌微小環境における免疫遺伝子の発現を調整するPD-L1の核内移行を制御、腫瘍免疫力を増強させる。HBI-8000は免疫チェックポイント阻害薬などとの併用で、効果を増強することが示されているという。

 今回の申請は、HUYABIOが日本において再発・難治の成人ATLL患者を対象に実施したフェーズ2試験の結果に基づく。なお、HUYA社は日本と韓国で再発・難治の末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)を対象にHBI-8000のフェーズ2試験を行っている。

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