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2020/09/25

アテゾリズマブとベバシズマブの併用療法が進行HCCを対象に承認

横山勇生=編集委員

 中外製薬は9月25日、抗PD-L1抗体アテゾリズマブとベバシズマブの併用療法が、切除不能な肝細胞癌(HCC)を対象に承認されたと発表した。進行HCCに対する新たな1次治療となった。

 今回の承認は、全身薬物療法未施行の切除不能なHCCを対象に実施されたフェーズ3試験であるIMbrave150試験の結果に基づいている。アテゾリズマブとベバシズマブの併用がソラフェニブを投与する場合に比べて全生存期間(OS)と無増悪生存期間(PFS)を有意に延長できたことが既に報告されている(関連記事)。

 IMbrave150試験は、世界規模で実施された多施設オープンラベルフェーズ3試験。全身治療を受けたことのない切除不能HCC患者501人を、アテゾリズマブとベバシズマブの併用群(アテゾリズマブ群)と対照群であるソラフェニブ投与群(ソラフェニブ群)に2対1で割り付けて行われた。試験の結果、観察期間中央値8.6カ月でOS中央値はアテゾリズマブ群が未到達、ソラフェニブ群が13.2カ月(95%信頼区間:10.4-NE)で、ハザード比0.58(95%信頼区間:0.42-0.79)、p=0.0006だった。PFS中央値はアテゾリズマブ群が6.8カ月(95%信頼区間:5.7-8.3)、ソラフェニブ群が4.3カ月(95%信頼区間:4.0-5.6)、ハザード比0.59(95%信頼区間:0.47-0.76)、p<0.0001だった。

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