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2020/08/23

デュルバルマブと化学療法との併用療法が進展型小細胞肺癌を対象に承認

横山勇生=編集委員

 アストラゼネカは8月21日、抗PD-L1抗体デュルバルマブと化学療法(エトポシドおよびカルボプラチンまたはシスプラチン)との併用療法が、進展型小細胞肺癌ES-SCLC)を対象に厚生労働省に承認されたと発表した。

 デュルバルマブはSCLCに対して、化学療法のみの場合と比べて全生存期間(OS)と奏効率の改善を臨床試験で示した初めての免疫チェックポイント阻害薬。

 今回の承認は、フェーズ3試験であるCASPIAN試験の結果に基づく。化学療法とデュルバルマブを併用投与する方が、化学療法のみの場合よりも有意に全生存期間(OS)を延長できることが示された(関連記事)。観察期間中央値14.2カ月で、ハザード比0.73(95%信頼区間:0.591-0.909)、p=0.0047で有意にデュルバルマブ+化学療法群が良い結果だった。奏効率もデュルバルマブ+化学療法群が68%、化学療法群が58%と、デュルバルマブ+化学療法群で高かった。

 さらに観察期間中央値が2年以上のアップデート解析の結果、OSのハザード比は0.75(95%信頼区間:0.62-0.91)、p=0.0032で有意にデュルバルマブ+化学療法群が良い結果だった。

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