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2020/07/28

進行腎癌対象アテゾリズマブとベバシズマブ併用、HER2陽性早期乳癌対象T-DM1とペルツズマブ併用の開発を中止

横山勇生=編集委員

 中外製薬は、進行腎細胞癌を対象に進めていたアテゾリズマブとベバシズマブの併用療法、HER2陽性早期乳癌を対象に進めていたトラスツズマブ エムタンシンT-DM1)とペルツズマブの併用療法の開発を中止した。7月27日に開催された2020年第2四半期決算説明会で明らかにした。臨床試験で期待できる効果が得られず開発中止となったと説明した。

 アテゾリズマブとベバシズマブの併用療法は、多施設無作為化オープンラベルフェーズ3試験であるIMmotion151試験の結果、PD-L1陽性進行腎細胞癌の1次治療として、スニチニブを投与する場合よりも無増悪生存期間(PFS)を延長できることが示されていた(関連記事)。

 T-DM1とペルツズマブの併用療法の中止は、高リスクのHER2陽性早期乳癌のアジュバント療法として、アントラサイクリン系抗癌薬投与を受けた後に、T-DM1とペルツズマブの併用投与を行うことと、既存の標準療法であるトラスツズマブ、ペルツズマブ、タキサン系抗癌薬を投与する方法を比較したフェーズ3試験であるKAITLIN試験の結果による。KAITLIN試験の主要評価項目であったリンパ節転移陽性患者で無浸潤疾患生存期間(IDFS)のイベントリスクに有意な差はなかった。KAITLIN試験の結果は、5月末に開催された米国臨床腫瘍学会(ASCO2020)で発表された(関連記事)。

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