このページの本文へ

がんナビ

がんナビについて

がん患者さんとその家族のために、がんの治療や患者さんの日々の生活をナビゲートします。

がん種から情報を探す

  • 乳がん
  • 肝がん
  • 大腸がん
  • 腎がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 食道がん
  • 前立腺がん
  • 子宮頸がん
  • 膵がん
  • 卵巣がん
  • その他のがん

News ニュース

ニュース一覧へ

新着一覧へ

ニュース

2020/03/26

IL2受容体結合部とジフテリア毒素の融合蛋白E7777がCTCLとPTCLを対象に申請

横山勇生=編集委員

 エーザイは3月26日、インターロイキン2(IL2)の受容体結合部分とジフテリア毒素の融合蛋白製剤であるデニロイキン ジフチトクスE7777)について、皮膚T細胞性リンパ腫(Cutaneous T-Cell Lymphoma : CTCL)と末梢性T細胞リンパ腫(Peripheral T-CellLymphoma : PTCL)を対象に厚生労働省に承認申請を行ったと発表した。

 今回の申請は、再発または難治性CTCLおよびPTCLの患者を対象に国内で実施された多施設共同、非盲検、単群のフェーズ2試験(205試験)などの結果に基づいている。205試験の結果は、昨年末の米国血液学会(ASH2019)で発表されていた(関連記事)。

 205試験には37人が登録された。中央病理審査で、17人がPTCL(PTCL-NOSが13人、血管免疫芽球性T細胞リンパ腫が3人、ALK陰性の未分化大細胞型リンパ腫が1人)、19人がCTCL(菌状息肉症が12人、セザリー症候群が2人、原発性皮膚 CD30 陽性リンパ増殖症が2人、原発性皮膚γδT細胞リンパ腫が1人、原発性皮膚CD8陽性急速進行性表皮向性細胞傷害性T細胞リンパ腫が1人、PTCL-NOSが1人)で、1人は他の疾患(節外性NK/T細胞リンパ腫・鼻型)だった。患者の年齢中央値は65歳(27-82)。他の疾患だった1人を含めた安全性の解析が行われ、有効性の評価ははずして行われた。

 試験の結果、PTCL、CTCLであった36人で独立審査による奏効率は36.1%(95%信頼区間:20.8-53.8)で、PTCLの1人で完全奏効が認められた。下限値が5%を超えており、主要評価項目は達成された。PTCL患者の奏効率は41.2%(95%信頼区間:18.4-67.1)、CTCL患者の奏効率は31.6%(95%信頼区間:12.6-56.6)だった。

この記事を友達に伝える印刷用ページ