このページの本文へ

がんナビ

がんナビについて

がん患者さんとその家族のために、がんの治療や患者さんの日々の生活をナビゲートします。

がん種から情報を探す

  • 乳がん
  • 肝がん
  • 大腸がん
  • 腎がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 食道がん
  • 前立腺がん
  • 子宮頸がん
  • 膵がん
  • 卵巣がん
  • その他のがん

News ニュース

ニュース一覧へ

新着一覧へ

ニュース

2020/03/24

強力化学療法が不適な未治療急性骨髄性白血病のOSをベネトクラクスとアザシチジンの併用が有意に延長

横山勇生=編集委員

 米AbbVie社は3月23日、強力な化学療法が不適な未治療の急性骨髄性白血病AML)に対して、経口BCL-2阻害薬ベネトクラクスとアザシチジンの併用が、プラセボとアザシチジンの併用よりも有意に全生存期間(OS)と完全寛解(CR+CRi)率を改善できたと発表した。フェーズ3試験であるVIALE-A (M15-656)試験の結果示された。VIALE-A試験の事前に規定された最初の中間解析で、OSに関する有効な結果が示されたことによって、独立データモニタリング委員会の推奨により早期の結果報告がなされた。

 VIALE-A試験には日本からも参加している。OSと完全寛解率は、VIALE-A試験の2つの主要評価項目だった。試験結果の詳細は、今後学会または学術誌に掲載される予定。

 ベネトクラクスは、フェーズ1/2試験の結果、強力な化学療法が不適な未治療のAMLを対象に、アザシチジン、デシタビンまたは低用量シタラビンとの併用療法が米国で迅速承認を得ていた。VIALE-A試験は、米国の迅速承認後の確認試験として実施された試験の1つ。ベネトクラクスと低用量シタラビン併用療法を評価した別の確認試験であるVIALE-C(M16-043)試験においては、主要評価項目であったOSについて統計学的に有意な延長は認められなかったことが既に発表されていた。

 VIALE-A試験は、未治療のAML患者443人が登録して行われた無作為化プラセボ対照フェーズ3試験。433人がベネトクラクスとアザシチジン併用投与群(287人)とベネトクラクスとプラセボ投与群(146人)に割り付けられた。75歳以上、あるいは18歳から74歳で併存疾患を有し、強力な化学療法が不適な患者が対象とされた。28日間を1サイクルとして、ベネトクラクスまたはプラセボが毎日1回400mg投与され、アザシチジンは、1日目から7日目まで1日1回75mg/m2が投与された。

この記事を友達に伝える印刷用ページ