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2020/02/21

再発・難治性DLBCLへのCAR-T細胞療法は効果のあった患者のQOLも改善

横山勇生=編集委員

 成人のリンパ腫患者に対するCAR-T細胞療法は、生存期間を延長するだけでなく、患者報告によるQOLも改善できることが報告された。再発・難治性びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫DLBCL)に対してCAR-T細胞療法を行ったフェーズ2試験であるJULIET試験の、観察期間中央値19.3カ月における患者報告健康関連QOLの解析の結果示された。詳細は2月19日、blood advances誌に掲載された。

 JULIET試験は、2ライン以上の治療を受け自己幹細胞移植がうまくいかなかったか移植不適合だったDLBCL患者に、CD19を標的としたCAR-T細胞tisagenlecleucelを1回投与した試験。QOLについては、FACT-LymとShort Form-36(SF-36)を用いて、ベースライン時、3カ月時点、6カ月時点、12カ月時点、18カ月時点で評価された。

 データカットオフは2019年5月21日で、115人がtisagenlecleucelの投与を受けていた。評価された99人における奏効率は54%。40%が完全奏効だった。108人についてはベースラインのQOLの解析が終了しており、その中には完全奏効か部分奏効が得られた患者57人が含まれていた。さらに奏効のあった患者で12カ月時点のQOL解析が終わっていたのが30人、18カ月時点の解析が終わっていたのが21人だった。

 解析の結果、奏効が認められた患者においては、いずれの時点においても、すべてのFACTスコアで改善が認められていた。SF-36における評価でも、臨床上の有用な差を示す最小値を超えて改善が認められていた。

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