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2020/01/16

HER2陰性進行乳癌を対象にRDM14を標的とした核酸医薬の医師主導フェーズ1試験が開始

横山勇生=編集委員

 2種類以上の化学療法歴があるHER2陰性進行乳癌患者を対象に、PRDM14を標的とした核酸医薬の医師主導フェーズ1試験が、がん研有明病院でこのほど開始された。

 PRDM14は転写調節因子の1つで、胎児期の一部の細胞を除いて健康なヒト細胞では発現していない。細胞の癌化によってPRDM14の発現が始まり、進行性の癌ほど多く発現していることが分かっており、がん幹細胞への分化に重要な影響を与えると考えられている。また、PRDM14が発現している癌細胞には、T細胞が近づかないことも示されている。siRNAを用いた非臨床試験で、PRDM14を不活化させるとT細胞が接触可能となり、膵癌で抗PD-1抗体が有効性を示すことが分かっている。

 開始された医師主導試験は、2種類以上の化学療法歴があるHER2陰性進行乳癌に、キメラ型siRNASRN-14と核酸用DDS剤であるGL2-800混合液を週1回投与することで行われる。主要評価項目は安全性で、フェーズ2試験の至適投与量を決定することを主目的とする。副次評価項目は、腫瘍縮小効果による有効性と薬物動態。

 試験の詳細はこちら

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