このページの本文へ

がんナビ

がんナビについて

がん患者さんとその家族のために、がんの治療や患者さんの日々の生活をナビゲートします。

がん種から情報を探す

  • 乳がん
  • 肝がん
  • 大腸がん
  • 腎がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 食道がん
  • 前立腺がん
  • 子宮頸がん
  • 膵がん
  • 卵巣がん
  • その他のがん

News ニュース

ニュース一覧へ

新着一覧へ

ニュース

2020/01/07

抗PD-L1抗体アベルマブが進行尿路上皮癌1次治療の維持療法で有意にOSを延長

横山勇生=編集委員

 ドイツMerck社と米Pfizer社は1月6日、局所進行または転移を有する尿路上皮癌の1次治療の維持療法として、抗PD-L1抗体アベルマブと支持療法は、支持療法のみの場合に比べて有意に全生存期間(OS)を延長したと発表した。アベルマブと支持療法群と、標準治療である支持療法のみ群を比べたフェーズ3試験であるJAVELIN Bladder 100試験の、事前に計画されていた中間解析の結果、主要評価項目であるOSの有意な延長が確認された。進行尿路上皮癌の1次治療のフェーズ3試験でOSを有意に延長した初めての免疫療法薬だという。

 JAVELIN Bladder 100試験は、未治療の局所進行または転移を有する尿路上皮癌患者で、白金系抗癌薬を含む導入化学療法で増悪しなかった患者700人を、アベルマブと支持療法群と、標準治療である支持療法のみ群に割り付けて行われた国際多施設無作為化オープンラベルフェーズ3試験。主要評価項目は全患者とPD-L1陽性患者におけるOS。副次評価項目は、無増悪生存期間(PFS)、奏効率、安全性、薬物動態、免疫原性、バイオマーカー、PROなどだった。

 試験の結果、アベルマブと支持療法群において、全患者とPD-L1陽性患者の両方で、支持療法のみ群よりも有意にOSが延長していた。

 試験結果の詳細は、今後学会で発表される予定。

この記事を友達に伝える印刷用ページ