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2019/11/07

悪性黒色腫と血管肉腫を対象にホウ素中性子捕捉療法(BNCT)のフェーズ1が国がん中央で開始

横山勇生=編集委員

 CICSとステラファーマは11月7日、悪性黒色腫血管肉腫を対象に、CICSが開発したリチウムターゲットを用いた加速器中性子捕捉治療装置CICS-1、ステラファーマが開発したホウ素中性子捕捉療法BNCT)用ホウ素薬剤SPM-011を用いた、BNCTのフェーズ1試験を11月から国立がん研究センター中央病院で開始すると発表した。

 BNCTはがん細胞に特異的に取り込まれるホウ素(10B)化合物を投与し、体外から中性子を照射することでホウ素と中性子が反応して生じるα線とLi原子核でがん細胞を選択的に破壊する治療法。

 開始するフェーズ1試験は、CICS-1とSPM-011を用いたBNCTの安全性及び忍容性を検討することが目的。病理組織学的に診断され、皮膚原発でありリンパ節転移や遠隔転移がない悪性黒色腫と血管肉腫患者を対象に行われる。悪性黒色腫と血管肉腫は、一般的には外科的手術によって癌切除が優先されるが、広範囲の切除が患者の大きな負担となるため、より治療効果を高め、副作用を軽減して患者負担を少なくする治療法の研究が行われている。

 CICSは、国立がん研究センターと共同研究契約を締結し、非臨床試験を行ってきた。

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