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2019/10/29

進行非小細胞肺癌の1次治療で化学療法+デュルバルマブ+tremelimumab併用は化学療法のみよりPFSを延長

横山勇生=編集委員

 英AstraZeneca社は10月28日、4期の非小細胞肺癌(NSCLC)の1次治療として、化学療法に抗PD-L1抗体デュルバルマブ抗CTLA4抗体tremelimumabを併用投与すると、化学療法のみの場合よりも有意に無増悪生存期間(PFS)を延長できたと発表した。非扁平上皮癌、扁平上皮癌を対象に、5種類の白金系抗癌薬ベースの化学療法のいずれかとの併用療法と化学療法のみを比較したフェーズ3試験であるPOSEIDON試験の結果、示されたもの。達成されたのは同試験の副次評価項目になる。

 POSEIDON試験は、米国、欧州、南米、アジア、南アフリカの18カ国153施設で行われた無作為化オープンラベルフェーズ3試験。進行NSCLC患者の1次治療として、デュルバルマブ+化学療法併用群、デュルバルマブ+tremelimumab+化学療法併用群と化学療法のみ群(対照群)を比較した試験。試験には、非扁平上皮癌患者、扁平上皮癌患者の両方が含まれ、PD-L1発現レベルが全ての範囲の患者が組み入れられている。EGFR変異陽性、ALK融合遺伝子陽性患者は対象から外されていた。

 デュルバルマブ+化学療法併用群には4サイクルの化学療法とともにデュルバルマブ1500mgが3週おきに投与された。維持療法として4週に1回デュルバルマブが投与された。デュルバルマブ+tremelimumab+化学療法併用群は、さらにtremelimumab75mgが投与された。維持療法として、1回のみのtremelimumabと4週に1回のデュルバルマブ投与が行われた。

 化学療法のみ群は、最長6サイクルまで投与が行われ、非扁平上皮癌で導入療法にペメトレキセドが使用された場合には、ペメトレキセドによる維持量表が認められていた。

 試験の主要評価項目は、デュルバルマブ+化学療法併用群のPFSと全生存期間(OS)。重要な副次評価項目は、デュルバルマブ+tremelimumab+化学療法併用群のPFSとOSだった。

 試験結果の詳細は、今後学会で発表される予定。


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